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2014年03月

合格体験記募集しています&ブロマガについてのご注意事項

合格体験記募集中です。

皆様、合格おめでとうございます。「しょうろん」をご利用になっていて、「昨年の合格体験記が参考になった」という方は、ぜひ今年の合格体験記をご記入いただけるとうれしいです。

【→→→合格体験記のご記入←←←】


まだまだ合格体験記を募集しています。
糸井重里さんの<みんななかよく5つのやくそく>
1 とげとげしいことばは、なしよ。
2 だれがただしかろうが、なにがただしかろうが、ただしくないことも、ありよ。
3 やすみたいとき、やすむのありよ。
4 だまっていたいときに、だまっているの、ありよ。
5 be たのしくね。
色々あるだろうけれども、「5 be たのしくね。」

ブロマガについての注意事項

「お金に関わる事項です。返金等一切できませんので必ずお読みください。」ブロマガをご購読いただいている皆様、誠にありがとうございます。もし、ブロマガを定期購読にされている場合、3月に私がブロマガを更新した瞬間に3月分の引き落としが自動で行われるようです。ブロマガの購読に関して(FC2)をご確認いただき設定解除をしてください。デフォルトの設定がどうなっているのか、分かりかねますので一度必ずご確認ください。たぶん、私は新年度に向けて3月もブロマガの更新をします。

合格体験記9:カズキ様

カズキ様、合格おめでとうございます!
1.①環境情報学部に合格。
 ②学科132 小論150
 ③yes
学科6割強で合格する方も、やっぱり結構いらっしゃるんですよね。英語であったとしても。無理して、超高得点を取ろうとせずに焦らないことが一番だと思います。
2.①前日の商学部入試では、教室がめちゃくちゃ暑かったので、コートを脱いだら涼しく感じるような服装にしたこと。
 ②早く寝ようと思って八時ごろ布団に入った。しかし緊張のためか結局三時まで起きていた。本当に寝られないものだと思ったほうがいい。
 ③英語は毎日最低一年分過去問を解いて、英語脳を保つようにしていた。また、一度見た英文ばかり解くと実力が鈍っていく感じがしたので、五年分くらい一度も解いたことのない年度を取っておいて、直前気に消化した。実際に効果があったかわからないが、気持ち的には大分落ち着いた。
私は、睡眠のポイントは「試験前々日」だと思っています。前々日に12時までに布団に入って、朝はどれだけ眠くても試験本番と同じ時間に起きる。そして「前日」はその時の体力や状況に任せて布団の中でゴロゴロする。解いたことのない問題を残すのは個人的には反対なのですが(基本的に両学部過去問10年分について時間内に8割解ければ、合格最低点にはほぼ届くと思っているので問題は残さずに全部解いてしまう派です。このあたり、個人の好みによりますよね。)、メンタル的に落ち着いたということなので本人的には成功のポイントだったのだと思います。
3.まず大前提として、私のアドバイスは他の受験生に役立つものかわからない。
いろはさんが見て私のアドバイスは役に立たないと感じたなら、この部分は省略しても構わない。
私はそういう意見が大好きです。まともな反論大歓迎です。
反感を買うかもしてないが、私のアドバイスを集約すると、"いろはさんに頼るな"ということになる。もっと具体的にいうなら、自分なりの総合政策的アプローチをつくれ!ということになる。総合政策的アプローチの考え方を理解したなら、書き方は自分で考えろ、ということである。理由としては、いろはさんの総合政策的アプローチにとらわれ過ぎると、考え方が窮屈になると考えるためだ。私のアドバイスはこの考え方が基礎になってるので、もしかしたらいろはさんにとってはあまり好ましくないものかもしてない。そう思われると覚悟した上で、来年の受験生へのアドバイスを書いてみる。
この部分に少し補足しておきます。

私もカズキさんの意見に賛成です。他人と差をつけるちょっとしたコツその1「守破離」というエントリーと、カズキさんのご意見を見比べてみてください。合格された方は、たぶん「守」の領域から「破」の領域に到達している方が多いのではないかな、と思っています。これは、小論文を教える側の問題でもあって、「いわゆる型通りに書くこと」を教える人や本が多いので、「守」から一歩出ることが出来ない人が多いのではないか、と思っています。

①現代文の読解方法を学べ。小論の勉強といったらとにかく書くことだろと初学者は錯覚しがちだが、読解のほうがはるかに大事だ。特にSFC小論は膨大な資料の論点のみをさらっていく能力が求められるので、読解力はかなり大事だと思われる。したがって、小論を勉強するに当たって、565のハイパー化などを会得し、読解力を鍛えるべきだ。
読解力が重要という点でも、私と意見が一致しています。特に、今年に関しては、不合格となった方の中には「読解力」が足りていない方が多かったのではないか、と思っています。総合政策学部と環境情報学部共に「読解力」を必要とする問題だったので。個人的には、苦手な方は565でひたすらハイパー化をして、「接続詞を意識する」ということを体に覚え込ませて、その後出口など他の参考書に手を出した方がよいと考えています。
②総合政策的アプローチの考え方を理解し、SFC以外の小論を解け。社会科学系や人文科学系、また環境系や情報系など、いわゆる普通の小論を解いていく。夏前に会得した読解力を使い、課題文読解→意見提示、というオードソックスな小論の書き方を学ぶ目的だ。このとき、資料整理→問題提示→理由or根拠→結論、など、総合政策的アプローチを踏まえた自分なりの小論の書き方を会得していくとさらによいと思われる。
 ③慶應の他学部の小論を解け。SFC小論よりも簡単だが、取り扱われているテーマが類似しているのが他学部小論の特徴だと思う。他学部の小論に精通しているとSFC小論がグッと解き易くなると思う。特に総合政策学部はこの特徴が顕著に当てはまる。
このあたりは、SFCに合格するため、という前提つきでの方法論の話なので、個人次第と思っています。もし、経済学部なども本命にするのであれば、SFCと同じ解き方をするのは個人的には反対です。もちろん「論理的に書く」という書き方は共通するので、そういった書き方については、共通して学ぶべきだと思っています。
④過去問を解き、いろはさん以外の人に採点してもらえ。いろはさんのアドバイスは割りとキツいことが多く、この時期にそのキツいコメントをもらうとかなりヘコむ。というよりせっかく積み上げた自分なりの総合政策的アプローチが崩れてしまう。したがって、この時期は自分のアプローチを信じて、周りにいる信頼できる人に採点してもらうべきだろう。
私の添削は基本的に厳しいらしいです(笑)。もっとも、「注意事項」を読んでいただいていると思っていますし、なおかつ他の方の投稿への私のコメントを見ていただいていると思っているので、だいたい同じぐらいのトーンで添削しています。たまに注意書きや直前の方への添削を明らかに読んでいない方については、添削はぞんざいになりますが。自分のメンタルと合わせてご利用ください。もちろん、どなたかに添削してもらう必要がある、というのは賛成です。
4.一ページで把握する総合政策的アプローチ。実際このページを見て理解できた人はもうこのブログを離れ、すぐに自分の総合政策アプローチの構築に取り掛かってほしい。
難しいことは何も書いていないはずなので(基本的に過去問の文章の集約ですから)、あのページさえ理解できれば、このブログってあんまり必要ないんですよね。もちろん、何度も戻ってきていただきたいと思っているんですが。とにかく基本にして全てを記載したページです。
5.科学的思考のレッスン。この本に書いてある思考法は本当にいろいろな場面で出てくる。今年の環境情報の資料にもこの思考法が書かれていた。また実際に赤本でこの本が薦められていることも、この本の信憑性を示す根拠となるだろう。
たいていの人は「論理的に考える」「科学的に考える」ということを「できていない」と思った方がいいです。当ブログでは、頭の体操として「子どものための哲学対話」をご紹介していますが、とにかく「考える」ということについては、何度か見直してみた方がいいと思います。戸田山さんは分かりやすい科学哲学や論理学の本を何冊もお書きになっていますよね。

6-8.yes

あんまり上手く説明できないが、私は、きちんといろはさんの考える総合政策的アプローチを体現できるのかを心配するくらいなら、むしろ自分なりの総合政策的アプローチを構築していくほうが、小論の勉強はやりやすいのではないかと思う。いろはさんも、このブログでは書き方は教えていないと言ってるので、もしかしたら納得する部分もあったかもしれない。そうだったら嬉しい。
私は「総合政策的アプローチ」がSFCの問題発見・解決アプローチを小論文用に「矮小化したもの」である、ということを、ご利用してくださる方のうち一定数の方が忘れていらっしゃる気がしてなりません。「SFCの問題発見・解決アプローチ」だって、分けようと思えば「大3分類」ではなく、「大4分類」に分けることだって可能ですし、もっと細分化することも、もっと大まかに分ける事も可能です。それを、たまたま「私が覚えやすいんじゃないか?」と思う区分で分けただけのものが「総合政策的アプローチ」です。別に「伝家の宝刀」でも何でもありません。自分がつかいやすい武器が一番です。ただ、その中でも、ちょっと多くの人に使いやすいと思っていただいているのが、当ブログの「総合政策的アプローチ」である、それだけです。

以上のような私の長ったらしい文を短くまとめるなら、「自分なりの総合政策的アプローチを構築しろ!」ということになる。かっこよく言うなら守破離だ。これが来年の受験生に一番私が伝えたいメッセージである。

最後に、いろはさんには本当に感謝しています。私の未熟な小論文を何度も添削してくれてありがとうございました。CAMPASで会えることを楽しみにしています。
こちらこそ、いろいろとありがとうございました。お会いできることを楽しみにしています。

合格体験記8:ぱぱいや様

ぱぱいや様合格おめでとうございます。
1:①合格した学部 総合政策・環境情報
  ②予想合格点 学科 どちらも110〜130点 小論文 不明
  ③合格報告にご記入いただいていない場合
    あなたの合格を当ブログが参考になり合格した人としてカウントしてよいですか?     Yes
後述していただいていますが、数学を両方とも、過去問で練習していたほどうまくとけなかったんですよね。
2:本番の試験で気をつけたこと
  ①当日 朝は近所のよく行くパン屋にパンを買いに行き、試験会場には余裕を持って着くように家を出ました。このブログでも試験会場が寒かったというアドバイスがあったのでそれを参考にしてパーカーを持って行きましたが、数学選択者の教室は二日とも暖かかったです。でも備えあれば憂い無し。

  ②前日 「寝れなくてもいいや、むしろ俺は少し寝不足ぐらいの方が実力が発揮できるのでは!?」ぐらいのつもりで11時ぐらいには布団に入りました。2日目はあまり寝られていませんでしたが、マインドコントロールに成功し、少し気が楽でした。(笑)

  ③一月以降 僕はセンター試験後にSFC受験をきめました。なので(?)実際に手を動かして書いた論文は各学部二年分ずつです。数学は5年分ずつ解きました。センター国語で大失敗したので、意気消沈していて、国立の勉強を含め、一日最大でも6時間ぐらいしか勉強していませんでした。
よくいくお店にいって、普段通りに緊張しないように行動するというのはよい行動方法だと思います。

睡眠時間は、もうしかたがないから、いかに「あきらめるか」がポイントだと思います。
3:来年受験する方へのアドバイス
  ①4月の受験生に伝えたいこと 一年の学習計画をカレンダー、模試の予定等をみながら立ててみましょう。さらにそれと同時に一年のベースとする教材を絞り込み、夏までは飽きてもそれをやってみる。

  ②夏休み前の受験生に伝えたいこと 四月段階での計画とのズレを分析し、恐らく多く見聞きするであろうアドバイスを”参考に”しながら、ベース教材の見直しも含めて、夏から冬までの計画を立て直す。変更要らない場合はそのまま頑張りましょう。夏休みは一日4時間(午前中)だけでもいいから”毎日”勉強するといいと思います。

  ③9月の受験生に伝えたいこと 受験の天王山は夏ではなく、当たり前だけど、冬。大体夏はだらけるので、その場合は夏の失敗を引きずらず、9月末までに夏の予定がおわればいいや、ぐらいに気持ちを切り替えましょう。ちなみに浪人生は秋からがまじで精神的にきついので、あんまり無理をしすぎないこと。
秋以降の基幹教材の変更はかなり危険だと思います。

  ④直前期の受験生(自分)に伝えたいこと 諦めないこと、油断しないこと、心身の健康状態を保つこと。完璧でなくても受かることはあります。でも途中で諦めて試験を放棄したり、体調を崩して試験を受けれなかったりしたら、絶対受かりませんからね。

そして、赤本ぐらいは数年分、きちんと解いた方がいいと思います。赤本解かずに臨む受験なんて、水着を持たずに市民プール行くようなものです。過去問解かずに受かった、なんて人がたまにいますが、受かればなんとでも言えますし、そもそも過去問解かずに受かったことに価値なんて全くないですからね。入学金が減額されるわけでもなく。。
まぁウダウダ言わず、礼儀だと思って解きましょう。SFCの過去問はその価値があると思います。
赤本+過去問は志望度が高い場合、どんな大学でも必ず解いておきましょう。SFCはなおさらですね。
4:「しょうろん」で絶対に読んでほしいページ 全部読むのは時間がかかると思うので、カテゴリーから好きなものを選んで読めばいいと思います。大切なのは目的意識を持って読むこと。僕は添削のページを結構読んでました。赤本の解答は完璧すぎて時として参考にならず、予備校等の講習も取っていなかったので、「普通の答案」を読んでみたかったからです。これは後にもう少し詳しく書きます。
分量があまりにも多いので、ほんと気がむいたところを読んでいただけるのが一番だと思います。
5:オススメしたい本、オススメしたいSFC対策 万人に勧められるのは赤本のみ。よくネットサーフィンで無駄な時間を過ごしてしまう人はBLOGOSやwiredのページを読むようにしてもいいかもしれません。あとは自分の興味のある本を”息抜き”として読めるなら読めばいいと思います。どこかで役に立つかも。(僕は役立ちました)
「自分の心にひっかかるもの」を中心に知識の幅を広げるのがいちばんいいかな、と思っています。その意味で、本も「絶対、これ」って本はあんまりないんですよね。

6:(非公開でご投稿いただいた方へ)このご投稿を合格体験記としてご紹介してもよいですか。
 Yes

7:アンケート
  ①ブロマガとブログが入り交じってブログが利用しづらいですか? No
  ②ブロマガは別のブログにした方がいいですか? Yes or No
  ③その他、貴重なご意見をお待ちしています。

このブログは大変参考になったので、恩返しの意味も込めて、SFC受験を通して感じたことを偉そうに書かせてもらいます。

先程も書いたように、僕はセンター後にSFC受験を決めた人間ですが、SFCを受ける前にあった印象は「英語がくそむずい。小論もくそむずい」という漠然としたものでした。国立大志望の理系だったので数学ならなんとかなるやろ、と思って数学選択で出願しました。この出願は結構合否を分けたと個人的には思っています。国立志望の人も変なプライドで英数受験を選択せず、慎重に選んだ方がいいと思います。

ということでまずは数学について少しコメントしたいと思います。
ネット上にも溢れかえっているようにSFC数学は”簡単”です。僕も過去問を解きながら簡単だなー、と思ってました。一問の配点がでかいから計算ミスには気をつけよー、ぐらい。事実、過去問では0〜2ミスで安定していたと思います。

と、こ、ろ、が。

本番は悪夢でした。冒頭にも書いているように恐らく5〜6割。自分でも失敗の原因は分かりません。滑り止めがここだけだったのでめちゃくちゃ緊張していたことも影響しているかな。。時間配分から計算から色々なものが噛み合いませんでした。そんなときに脳裏をよぎったのはこのフレーズ。

「SFC数学受験者の大半は学科満点」

終わったと思いました。間違いなく落ちた、と思って帰って受験票を捨てました。(なので合格発表を確認することはせず、翌日にポストに緑の封筒がふたつ入っていたときはまじでびびりました。笑)

正直、数学が終わった段階で、もう帰ろうかな、とも思いました。でも朝に買ったパンをもぐもぐしていたら、受験までの1年の色んなことを思い出し、「35000円も払って途中放棄もださいし、ちゃんと最後まで受けきろう」と思って小論文に臨みました。

なので僕の伝えたいことはふたつ。
数学満点じゃなくても、足きりさえクリアしたら受かる(こともある)、
もうひとつは、スラムダンクを読みましょう、ということ。

続いて、小論文ですが、これについて何かアドバイスをするとすれば

「聞かれたことに、もれなく答えること」

これのみです。
そんなことあたりまえだろ、って思う人もいるかもしれませんが、実はこれ結構難しいです。オススメカテゴリーのところにも書きましたが、それを端的に表しているのがいろはさんの添削だと思います。「この設問に対する答えはどの部分にかいてありますか?」ということをいろはさんは多くの方に問うてますよね。逆に言えば、これがクリアできていれば、小論文での、最初にして最大のハードルを越えたことになると思います。

突然ですが、僕がいろはさんのぶろぐを信頼するきっかけになった記事は「SFC小論文対策で本を読むことはほとんど意味がない」というものです。というのも、過去問を解きながら、僕も全くそれと同じ事を感じていたからです。

SFCの小論文はとっても親切です。受験生になじみの薄い分野についての出題があるとき、資料文で適当な量の情報を与えてくれます。だから長くなるのだと思うのですが。。僕の中で事前のインプット(それもごく当たり前の社会常識レベル)が必要だと感じたのはODAに関する問題ぐらいですかね。あとは資料文を読めば確実にスタートラインに並べる問題ばかりだと感じました。

ですので、小論対策はまず第一に赤本を信頼するべきです。むしろ、他はなんにもなし、でいいぐらい。(書くこと前提)下手に得意な分野を無理矢理作ってしまうと「こんなことも俺は知っているんだぜ!」と主張したくなり、ひいてはそれが「聞かれたことにもれなく答える」ことをさらに難しくすることがあるからです。(経験談)

どちらの学部も強力なメッセージを過去問に込めています。僕はそれを楽しみながら読んでいました。だから解いた小論文は各2年分程度ですが、各10年分の設問と資料文は試験直前まで読んでいました。(設問はなにを聞かれているかメモ程度にまとめる程度のことはしました)何度も言いますが、SFCは特に過去問が重要な大学です。使い方は自由ですが、絶対に読み込みましょう!5年分の赤本はのSFC受験における価値は、新書10冊分にも遠く及ばないでしょう。

あとは安易にキーワードで逃げ切ろうとしないことです。

今年の過去問について言えば、試験終了後の某掲示板にて、総合政策については「グローバリゼーション」「文化相対主義」、環境情報については「持続可能性」等のワードがキーになる、と多くの受験者が書いていました。・・・ご察しの通り、僕はどれも書いていません(笑)受験終了後、僕がどれだけ追い込まれたか、分かります?(笑)

これらのキーワードを主張した方の何人が合格したのかは分かりませんが、僕が書いたのは、総合政策については、歴史というのは書き手の解釈によってつくられる、ということ(E.H.カーの歴史とはなにか、を読んだときの知識を必死で掘り起こした)、環境情報については、環境問題は当事者意識の欠落によって招かれた結果である、ということでした。どちらも、SFC理念に遠く離れたものではない、との自信はありました。が、特別な知識を込めたわけでもなく、奇をてらったものでもなかったので、数学と合わせて考えたとき、合格可能性は限りなく0に近いと思っていました。

随分長くなってしまいましたが、僕が書きたかったことはこれぐらいです。よかったら参考にしてください。
おもしろかったので、私からのコメントはあまりなしで、このまま掲載しておきます。

合格体験記7:わな様

わな様。合格おめでとうございます!!
1:①合格した学部 総合政策学部/環境情報学部
  ②予想合格点 学科 160/130点 小論文 ?/?点
  ③Yes
環境情報の方がちょっとつらかったみたいですね。でも、両方合格はすごいと思います。
2:本番の試験で気をつけたこと
  ①当日 自分はカウントせずに、「周りにいる人ほとんど落ちるんだ〜」と他人事の気分でいる。気が楽になります。
  ②前日 どうしても確認したいことがなければ夜ご飯食べてからは勉強しない。リラックスできることしてください。
  ③1月以降 極力毎日、SFCの過去問(英語、小論共に)を解く。何周もする。
結局、直前期は過去問を解く人が一番多く、そして過去問を解くのが一番効果がありそうですよね。もう極めた人以外は。
3:来年受験する方へのアドバイス
  ①4月の受験生(自分)に伝えたいこと 英語は基礎から確認して、高校生活を楽しんで下さい。
  ②夏休み前の受験生(自分)に伝えたいこと 焦らなくていいので、語彙を増やすことを続けて下さい。簡単な小論を書く練習しましょう。
  ③9月の受験生(自分)に伝えたいこと そろそろ過去問始めましょう。小論に関しては、ニュースで取り上げられた事件などを家族とご飯食べながら話し合ってみるといいです。インプットだけでなく、アウトプットも重視して下さい。
  ④直前期の受験生(自分)に伝えたいこと 不安でもやることきちんとやってれば受かるので変に緊張しない。
「高校生活を楽しむ」は、私はとても大事なアドバイスだと思います。勉強ばかりしてもしかたがないので。但し、メリハリを利かせたいですね。個人的には、(受験する大学にもよりますが)英語と数学だけは高2から力を入れたいと思っています。
4:「しょうろん」で絶対に読んでほしいページ 
【1ページで把握する「総合政策的アプローチ」】
小論を書いていて混乱したら、このページを見て頭を整理しました。
人それぞれSFC小論に対する取り組み方はあると思いますが、その根本はこのページに書いてあることだと思います。
これは別の方もおっしゃっていましたね。細かいことを除けば、しょうろんは基本的には、「総合政策的アプローチ」しか書いていません。これの具体例が延々と書かれているだけに過ぎないブログですからね。とにかく、これはしっかり使いこなせるようになってほしいと思います。
5:オススメしたい本、オススメしたいSFC対策
英語:一般的な単語帳を何周も続けること。それに加えて、過去問から自分の知らない単語を抽出してSFCに特化した単語帳を作り、それも何周もすること。
SFCの長文は大学受験に必要な基本的な単語を知っていれば8割は読めます。残りはマイ単語帳で補って下さい。SFCの長文では、同じ単語が毎年繰り返される傾向があるので、マイ単語帳は本当に重要です。
読解に関しては、筆者の主張が明確で、基本的には読めれば解ける問題ばかりなので、しっかり文章全体の大きな流れを掴んでいれば、内容一致問題で迷っても正しい選択肢を選べると思います。
たぶん、ほぼ私と同じような勉強法をされたんだと思います。特に、SFCに関しては、過去問のマイ単語帳は、なくてはならないと思っています。
小論文:本を読むだけで満足しないでください。もちろん最低限の知識を知らないといけないのは当然ですが、アウトプットの練習を重視して下さい。
自分の頭の中で考えていることを100%口頭で説明出来たり、記述出来たりする人はいないと思います。アウトプットしていく中で、「あ、ここらへん曖昧だな。」とか「無意識だったけど、こういうことも考えてたんだ。」とか気づいたりすることがあるはずです。これを繰り返せば、自分の考えをアウトプットすることで、自分の考えをより正確に伝えることが出来るようになりますし、小論を書くときにも全体の流れのイメージがわきやすくなります。
受験後に、お話した不合格だった方の中で、割と「書く練習」をしていない方が多い気がしていました。

つい「正解の書き方」を追い求めるあまり、「書く」をやらない人が多いんですよね。
6:Yes
7:アンケート
  ①ブロマガとブログが入り交じってブログが利用しづらいですか? Yes
  ②ブロマガは別のブログにした方がいいですか? Yes
  ③頻繁には利用しませんでしたが、自分の頭の中で考えていた総合政策的アプローチが曖昧になってしまったときに、その補強にこのプログを利用させていただきました。ありがとうございました。
ブログなのでいろんな利用方法があると思っています。個人的には、予備校等で基本的な小論文の書き方を学んで、現代文で読解力をつけている人が、当ブログを用いれば、よいかな、と思います。今年は「書き方」のコンテンツも付け加えるつもりですが、それでもやはり講義などの形式には、ブログというコンテンツのみでは、どうやっても勝てないですしね。

合格体験記6:エネゴリ様

エネゴリ様合格おめでとうございます!!。

&途中で、電源が落ちた?のに、また再度書いていただいてありがとうございます。
1:①合格した学部 総合政策/環境情報
  ②予想合格点 総合政策 学科 150点 小論文 130〜150点 / 環境情報 学科150点 小論文 140〜160点
  ③ Yes
学科が平均的にとれていていい感じですよね。SFCは学科・小論文の2科目しかないので、「安定的に合格するため」には、学科・小論文とも「安定的」にとれるようになる必要があります。学科は、小論文に比べて比較的、安定的に点数がとりやすいので、こちらを安定的にするのが、安定的に合格するための第1条件だと思います。
2 : 本番の試験で気をつけたこと
①当日 小論文→テーマに注目した。テーマ=解決策になります。 今年の総合政策のテーマは教科書、環境情報は本でした。そして、テーマ(つまり、解決策ですね)はどのような価値観の元にあるのか(価値観の設定)、また何を解決するのか(解決策の実効性)などを設問に合わせて書いていきました。
英語→読むことに夢中になると、内容一致問題で結構前のパラグラフからもう一度読み返さなくてはいけないときがありましたので、問題で問われているパラグラフを確認し、そのパラグラフまで読んだら内容一致問題を解くように心がけました。
  ②前日 過去問を一年分だけ解いて、総合政策的アプローチの最終チェックをしました。また、夜更かしをすると翌日頭が痛くなるので、22時ごろには寝ました。両学部受ける人で首都圏でも家が遠い人はホテルに泊まることをオススメします。
  ③1月以降 午前に併願校で使う日本史を勉強し、午後はSFC対策だけに費やしました。 特に小論文は鍵となると思ったので、多く時間を使いました。
併願校がある場合の勉強はなかなか難しいものがありますよね。自分の弱点分野を意識して力を注ぐところに力を入れるのはいいことだと思います。
3:来年受験する方へのアドバイス
  ①4月の受験生(自分)に伝えたいこと→とりあえず、いろはさんのブログを読め。そして、読書しろ。
  ②夏休み前の受験生(自分)に伝えたいこと→文章を書こう。君が小論文苦手なのは知ってる。だから、いろは様のブログに来たんだよね? 逃げたくなる気持ちはわかるけど、そんな姿勢は改善するためにも、とにかく何か書いてみるべきです。思いつきだけど、日記で毎日クラスメートの紹介をしてみるとかもいいと思う。笑( 長所は解決策で短所は問題発見になると思う。)

  ③9月の受験生(自分)に伝えたいこと→週一ペースで小論文を解きはじめたいところ。 しっかりじっくり解こう! あとは、"自分ゴト"で考えること。SFCは君という視点から述べさせられることが多いから、日頃から身の回りの問題点を自分だったらどうするかみたいなこと考えてみるのはオススメ。
  ④直前期の受験生(自分)に伝えたいこと→とにかく過去問!小論文の2周目以降は他の視点で述べてみるのもいい練習になった。
この直前期の「他の視点で述べる」って結構重要なんですよね。当たり前ですが、小論文の解答は一つではないので、書く度に本来であれば、新しいものができるはずなんです。なぜ春と夏でいろはさん→いろは様に進化しているのかは謎です(笑)。無駄とは思っていないんですが、重複するエントリーが大量にあるので、春からじっくり読んで行くといいかもしれませんね。
4:「しょうろん」で絶対に読んでほしいページ→総合政策的アプローチの基本の3ステップを紹介している記事。男子目線で見る論点講座はすごくわかりやすいです。 論点とかよく聞かれるから、わからない人は読むことをオススメします。
論点って皆さん苦手なんですよね。あのエントリーは削除しようか悩んでいますが(嘘です)、あまりにも人気がありすぎて、あれで論点を学ぶ人が増えたらどうしよう、と私はちょっと怖いです。
7:アンケート
  ①No 全然気にならなかったです。
  ②ブロマガの購入方法が簡単になるならYes。 fc2だとクレジットカードないので自分一人で買うことができなかった。 親にも信用されにくいです。
  ③七夕祭は行くべし! 第一志望のキャンパスで見る花火は世界のどんな花火よりも感動しました。自分はあの花火を見て、来年は絶対にSFC生として花火を見ると心に誓い、頑張れました。
また、秋祭やORFにも時間があったら行ってほしいです。SFC生と話すと、小論文のアドバイスを貰ったり、モチベーションを高めることができます。(もっともTwitterを活用するのもありですが)
FC2ポイントの購入方法は悩ましいところです。やっぱり、媒体を変えてメルマガ等にすると、どうしても「読まれなくなる」んですよね。そこが悩みどころです。(ツイ勢の男子共は別の用途に使うので問題ないとは言っていましたが。氏ね。)

私は受験生の時に、七夕祭には行っていなかったのですが、きれいですよね。あの花火もSFCのサークルが作ってます。私も余裕があるなら、特にORFには行ってほしいと思います。

合格体験記5:めっぷる様

めっぷる様、合格おめでとうございます。
1:①合格した学部 総合政策学部
  ②予想合格点 学科 144点(3-4換算 2-6換算だと150点) 小論文 約120点
学科7割5分。安心できる取り方ですよね。
2:本番の試験で気をつけたこと
  ①当日 試験時間に目が冴えるタイミングを計算して起きる(自分の場合は4時40分起きでした)
  ②前日 とにかくできるだけ寝る たくさん食べる
  ③1月以降 何度も実際の試験時間と過去問でリハーサル
前日、ご飯をたくさん食べる、は初めて聞きました。私はお腹が痛くなっちゃうのが怖いので、前日の夜は控えめにして、当日の朝に糖分補給するタイプです。試験後の食事?そんなの言えませんよ 笑。
3:来年受験する方へのアドバイス
  ①4月の受験生(自分)に伝えたいこと
    小論対策は早ければ早いほうがいい。小論の勉強の効率が上がれば受験期後半がその分楽になる。小論が苦手な人(自分)は特に。現代文の勉強にもなるし。
小論文は自分で「論理」を作る分、現代文より単純なため、小論文をしたから現代文の成績が伸びる方もいらっしゃいます。相乗効果ですね。
4:「しょうろん」で絶対に読んでほしいページ
    男子目線でサクサク体得する「論点」講座
人気ですね。なお、ジョン様に「アキレス腱フェチ設定を忘れてた」といったら「もう忘れてよい」と言われました。
5:オススメしたい本、オススメしたいSFC対策
    駿台のSFC対策小論文 ネットで調べたらこれがもっとも評判がよかった。現役の時は東進のSFC小論対策講座をとっていたが、比べ物にならないほど駿台のほうがよかったです。
予備校は色々ですからね。ただし、他人の目が通るという意味では、どこの予備校もそれなりに意味があるとは思います。
7:アンケート
  ①ブロマガとブログが入り交じってブログが利用しづらいですか? No
  ②ブロマガは別のブログにした方がいいですか? No
  ③その他、貴重なご意見をお待ちしています。
 ブログとは関係ないけど。カフェインは摂り続けると耐性がつくらしいので試験前1ヶ月はカフェインを摂らないようにしました。
カフェインはすぐ中毒になりますからね。緑茶や紅茶にもわりと入っています。
あと、ついでなんですが、自分は仮面浪人してました。MARCHの偏差値でいうと一番下の学校、学部に行ってました(偏差値とかはどうでもいいんですが)。
仮面浪人してた大学では、「文章論」「論理」や社会学系の授業をSFC対策を意識してとってました。いたって個人的な意見なのですが、大学での学習目標かはっきりしていなかった自分にとって、SFC対策が大学でのひとつの学習(学問?)指標になったように思います。何を言いたいかというと、大学で特にやることが決まっていないひとは、SFC対策をひとつの学習指標にしてもいいんじゃないかということです(単位の取りやすさで授業を選ぶ人がいた→それよりはマシだろう)。大学の授業は、本当にいい授業を選べば、自分の世界観を広げるのにかなり役立ちます。そうした授業を選べば、SFC対策にもなるし、学習指標にもなるし、いいと思います。そうして大学の勉強と受験勉強との葛藤を少なくすませることがSFC受験なら可能だと思います。無論、やりたいことが決まっていたら話は別ですが。

結論をいうと、仮面浪人をすることによって大学の一年間がムダになることを心配している人は、そこまで心配する必要はないだろうということです。
いろはさんが言う、『「したいこと」を明確に』するための探求をする一年間と考えれば、大学の勉強とSFC対策は両立できると思います。

でも何よりも、仮面浪人はお金が大変(受かったら入学金を二度払うことになる等)なので、親ともきちんと相談した方がいいと思います。

と、仮面浪人してためっぷるは思いました。
仮面浪人を決めてる方が、SFC対策を意識して授業をとる、というのはいいかもしれません。単位も取れるし、一石二鳥ですね。思い切って、英語や数学を中心とした授業構成もいいかもしれませんね。数学は、微積分学や線形代数になっちゃうかもしれませんが。

では、合格おめでとうございました!!

合格体験記4:むーちゃん様

むーちゃんさま、合格おめでとうございます。
1:①総合政策、環境情報 
 ②・総合政策 学科:130 小論文:150  
  ・環境情報 学科:170〜180 小論文:140
 ③yes
「学科」に何があったんだろう、と思う感じですが、総合政策は割と点数が低め、環境情報はかなりがっちり得点された感じですよね。
2:①持ちもの確認(受験票、筆記用具、時計、飲食物etc)、試験中は時間を意識、見直しをしてケアレスミスがないかを確認
 ②早寝(早起き)、試験を楽しむところをイメトレ
 ③余計なこと(無駄に難易度が高い問題集、参考書や難解な本など)に手を出さない、
  英語は復習重点学習で時間感覚をからだに覚えさせてた、小論は読んで書いて読んで書いてを繰り返した
直前期に重要な事は「余計なことに手を出さない。」というのは真理だと思っています。あれこれやりたくなる時期だからこそ、一極集中。これが重要だと思います。
3:①・英語 基礎を徹底、参考書は絞るべき、長文は簡単なやつからステップアップ
  ・小論 難しい本ばかりを読む必要はない、現代文の勉強をして読解力を身につけるべき、もっと真剣にこのブログを読んでください

 ②焦らずに今の自分の能力を分析して、何が必要かを熟考して計画を立てて実行するべき、
 ・英語 そろそろ過去問を意識して勉強してください(過去問をこの時点で解ききる必要はないかと思います)、語彙力を鍛えてください、集中力持続時間の上限を高められるよう頑張ってください

 ・小論 ブロマが!

③ ここからが勝負です気張らない程度に本気で頑張りましょう
  
 ・英語 語彙力を鍛え続けつつ基礎の復習をして10月後半位から過去問を解けるようにしっかりと準備をしましょう。
10月以降は過去問を中心として、語彙力を鍛えつつ、たまに基礎のメンテナンスするといった形がいいかと、、、(個人的に)

 ・小論 そろそろ書き始めましょう、過去問はこの時期時間内に解き終わる必要はないかと思います(大げさにいえば倍の時間かかってもいいかと)、行き詰まったらブロマガに立ち返ると道が開けるかもしれません(このブログの信者とじゃないですが笑)、あとこの時期はこのブログ内での添削依頼が少ないと思うので、書いたら投稿して添削してもらって今のうちにへこんでおくといいかもしれません

④ ここまできたら勝ちましょう、だからこそ冷静になって自分と過去問を見つめ直しましょう

 ・英語 過去問繰り返してください、飽きたら違うのやってもいいかと思いますが、基本的に過去問ループでいいと思います(自分は各10年分ずつやりました)、語彙は最後までやり続けてもいいと思います(ただしメンテは欠かさずにやってください)、あとは自分はできると思い込んでください

 ・過去問過去問過去問過去問過去問過去問! とにかく書いて考えて、ちょっとへこんでまた立ち直って、書いて考えてをひたすらやってください!笑
あと、この時期はむやみに書いたものを添削してもらうよりも、同じ年度の過去問を違う人が添削されたのを見てもかなり自分にも当てはまり、勉強になるので、こちらの方が時間効率がいいかもしれません。
来年は添削をするかどうかは分かりませんが(笑)、ずいぶんと添削の事例が溜まったのでいつかそのうちきっと絶対たぶん整理します。
4:カテゴリのⅠとⅡ + ブログマガジン
  ⅠとⅡでこのブログの方針と、自分の勉強の方向性が見えてくると思います。
  ブロマガを読めば、過去問や本番の試験時間中に自分がどう思考し、どう行動すればいいかが参考までに示されていると思います。
  僕の合格に関して、このブロマガの存在が大きく貢献してくれたのは間違いありません。
ありがとうございます。カテゴリ1とカテゴリ2が重要というか、それしかないというか(笑)。ブロマガは、とにかく最初のステップを機械的にスタートさせることで、最後には有機的に小論文を書く事を目的にしています。今年は、もう少し形を変えるとは思いますが、基本は変えない、と思います。
5:本と英語と小論に分けて書きます。

  ・本 知的複眼思考法ー比較的読みやすく、内容も大学論文の書き方を交えて書いてあるので、小論にも役に立つと思います。
     ソーシャルデザインー上に書いたような本が苦手な方は、このような(個人的にですが)楽しい本から読んでみるといいかもしれません。読書のきっかけにぜひ。
とは言っても、自分が読みたい本をたくさん読むのが1番だと思いますので、どうぞ楽しんで読書してください。
アドバイスになってなくてごめんなさい笑
この2冊は、ブログ内でご紹介させていただいていますね。無駄に遠回りしないための「SFC小論文向け読書7つの心得」合格コメント2013(6)慶 様です。ご参考にどうぞ。
  ・英語 お勧めというより、僕がやった勉強を書いておきたいと思います。
      
      システム英単語、リンガメタリカ、ACADEMIC(初級+社会科学の中級、上級)、文法・語法1000、基礎英文問題精講、ポレポレ、横山のロジカルリーディング(3冊)、過去問各10年分、東進の講座(有名大突破、Top Level English、早慶上智の英文法etc)
長文を解いた後は音読をしていました。やる参考書よりも復習の仕方などの方が重要かと思います。僕は基本的に同じものを繰り返して勉強していました。時間がない場合の語彙強化については、基本単語帳(2000word前後)+リンガメタリカ(+赤本の単語)くらいでいいかと、、、

   ・小論 小論だけでなく英語にも役立ちますが、現代文の勉強で読解力を鍛えるのはやっておくべきだと思います。あと、趣味でイケハヤ書店やChikirinの日記、慶大生が運営しているHealthTechNewsなどを見ていました。
あとは何と言っても過去問に徹するべきだと思います。資料分を見るだけでも面白いので早めから取り組んでもいいかもしれません。
過去問って、何回書いても、勉強できるところが増えていきます。とてもおもしろいと思います。
※他の人が指摘していろはさんも気にしていらっしゃいましたが、僕もこのブログへの”頼り過ぎ”は注意すべきだと思います。方法論やフレームワークを学んだら、自分なりに実践してみるべきだと思います。
総合政策的アプローチは、あくまで「問題に取り組むため」の枠組みであり「小論文の書き方」ではないんですよね。(もちろん、書き方を考える時の役には立ちますが。)、そして「しょうろん」では「書き方」をほとんどご紹介していません。(ほぼ「縦の糸」と「横の糸」という考え方のみです。ブロマガではもう少し紹介していますが。)ですので、「小論文トータルを書くための参考」として、あまり頼りすぎないでほしいな、と思っています。

でも、今年度は、私の時間が許す限り、「書き方」にも焦点を当てたコンテンツを書いて行こうと思います。ご期待ください。たぶん。

あと、関係ありませんが、僕の英語としょうろんの勉強の比率は、3月〜12月までは英語:しょうろんで8:2ほどで12月〜本番は4:6でした。参考になるかわかりませんが一応書いておきます。
とりあえず、勉強開始は「3月から」というのがこの数値のポイントかもしれません。

6:yes

7:①No(でも分かれていたら使い安いかもしれません)
  ②No
③僕だけかもしれませんが、ブロマガを印刷したときに変なとこで文字が切れてしまい、結局ネットのページで確認せざるを得ないという状況になりました。
   内容の面では、個人的な意見ですが、今後ブログを更新していく際に今まで通り模範解答のようなものは出さない方がいいと思います。今までもこのブログで使われている「総合政策的アプローチ」や「価値観の再設定」などをそのまま解答に書いて”sfcっぽさ”を無理矢理表現しようとして失敗されてるかたが見受けられたので、模範解答を出してしまうと、考えることをやめてそれに頼ってしまう人が出てきてしまうのではないかと、、、
   生意気な意見ごめんなさい、、あくまで個人的な意見です><
ぷ、プリンタの設定はたぶん解像度でなんとかなるのではないか、と。たぶん。おそらく。PDFにすれば読みやすいかもしれないんですけれどもね。私が気軽に書けなくなるので、それもしません。趣味ブログですから面倒なことはイヤだ(笑)。

模範解答は、恐らく、作らないと思います。ブロマガのように、ある年度の問題の解き方を徹底解剖するものは、もう一つぐらい増やすかもしれませんが、「模範解答」は作成しないと思います。「推敲の土台となるよい(具合の間違え程度の)小論文」があれば、それを完成形に近づけるぐらいはするかもしれませんが。
 最後になりますが、この場を借りていろはさんにお礼を申し上げたいと思います。
僕は1年浪人で、学校の雰囲気が面白そうというだけで受験を決意しましたが、最初は何もわからずどうしたらいいかわからないところにこのブログに出会いました。大きく道が開けました。いろはさんの力なしに僕の合格はありませんでした。
 本当にありがとうございました。
いつもお礼をいただくときに、「こちらこそ、ありがとうございます」と思ってしまいます。あまりきれいでないわりに、とんでもなくエントリーがありますからね。そして、合格のために、努力されたのは、実際には私ではなく、受験された方々です。私はせいぜいちょっと舵をとったぐらいです。漕いだのは皆さんです。そういったことをお伝えしたいと思っています。

それでは、ありがとうございました。

合格体験記3:シャンプー様

Yahoo 知恵袋からアクセスされた方へ:2015年3月24日追記
この合格体験記を書いたシャンプーさまからツイッター経由でご連絡をいただきました。受験科目は「英語」一教科のみ、とのことです。シャンプーさま、ありがとうございました。

大学受験については、いろんな情報が飛び交うと思いますが、(このブログを含めて)いろんな情報に振り回されずに、着実に合格を目指してがんばってください!2015年のSFC入試について合格者の自己採点の結果を、2015年 合格体験記に基づく合格者の分析にまとめました。こちらも見てみてくださいね。

2015年9月14日追記:
このエントリーは、未だにYahoo知恵袋様からの直接アクセスが多いです。リンク元のYahoo知恵袋の記事では「小論文がそこそこならば8割以上、できれば9割以上とれないと英語は厳しい」と書いてありますが、慶應義塾大学>一般入学試験統計を見ればわかりますように、合格者の英語の平均点は7割程度です。帰国子女が多いから、8割・9割とれないと合格できない、というのはデタラメだと思いますよ。

シャンプーさま、合格おめでとうございます。お名前のみ匿名で希望ということで、目の前にあるものの名前をつけさせていただきました。
1:①合格した学部 環境情報学部
 ②予想合格点 学科 114点 小論文 145点
学科は以下のコメントから英語と思われますが、やっぱりそんなに高い点数での勝負にはなってなさそうなんですよね。毎年繰り広げられる議論なんでしょうが、「帰国生が英語で点数をとるから8〜9割はほしい」等は、うーん、ちょっと信じる気になれないなぁ、という感じです。以下のコメントにあるように、とにかくマークして1点でも点数を多く稼ぐ粘り強さで点を勝ち取った感じですよね。
2:本番の試験で気をつけたこと
①当日 英語に関しては、全問必ずマークすること。少々難しい内容でもへこたれずに最後まで読み切ること。小論文に関しては、必ず設問要求に過不足なく答えること。最低でも8割以上の字数を埋めること。その上でこのブログや今まで学んだ内容を生かすこと。
SFC英語に限らず、全問マークはどの大学でも重要です。まぐれあたりも十分ありえますしね。なお、「設問要求に過不足なく答えること。」ツイッターの方で、数日前に、来年は「小論文の書き方」も一緒に書いていこうかな、とつぶやいていたのは特にこのあたりを中心にしようという感じです。「小論文の書き方」って、だいたい本を読めば分かるし、きれいにまとめているサイトもあるので、そちらを見ていただければいいや、と思っているので、「書き方」に関しては、当ブログ内では、ほとんど書いていないんですよね。(かろうじておいてあるのが、「縦の糸」「横の糸」という考え方と、ブロマガでの一連の文章構成だけなんです。)だから、もう少し、ここは補強したいかな、と思っています。感覚としては、「過不足なく」が意外に難しいみたいですよね。知ってる予備校さんのテキストでも「過不足なく」よりはむしろ「割と型にはめるタイプ」が多い気がします。
②前日 総合政策学部の試験が手ごたえがまったく残らなかったので、不安でした。不安やストレスを次の日に持ち越すのが嫌だったので、趣味であるバッティングセンターに行って気分を切り替えられるようにしました。
バッティングセンターについては、本以外では、初見な気がします。こういう気分の切り替えがうまいのっていいですよね。ツイッターでお話している方の中にも、「ブログやツイッターのコメントを見るのが怖いから、前日や当日にはネットをしない」というスタンスの方もいらっしゃいました。0時までご飯を食べてたとか、睡眠導入剤を処方してもらったなど、自分に合った方法を選んでらっしゃいます。こういった気分の転換ってけっこう重要だな、と思います。ホテルに宿泊される方は、ホテル近くのバッティングセンターを探せ。っていうアドバイスって、なかなかないですよね。自分に参考になる方法をお選び下さい。ちなみに、当日に自己採点してブルブルしてる方は、自己責任8割以上だと思います。自分のメンタルの強さも考えた上で、気分転換方法を考えておくのも勝因のひとつかもしれません。
③1月以降 ようやく1月の初めに小論文の過去問に着手しました。5年×2学部は約二週間で書きました。英語もすでに解いた過去問を解き直しながら、点を取る感覚と読み切る体力を失わないようにしていました。
14日間で計10学部といった感じですね。数値が具体的になっていると、目安にも見えてしまいますが、こういう解き方もあるって感じですね。週休二日かよ、というツッコミもあると思いますが(笑)。

私は、1か月前ぐらいから、できるだけ、(第1志望の人は、ね)当日と同じ時間帯に同じ実践形式の問題を解いて、できれば同じ時間帯にお昼ご飯を食べるようにオススメしています。もちろん復習効率がいいのは問題を解いて「直後」ということもあるので、学科試験なんかは人によりけりですが。できれば、この時期には過去問は一度は終わらせておきたいですよね。
3:来年受験する方へのアドバイス
①4月の受験生(自分)に伝えたいこと まず自分がどれほどやれるのかを知りましょう。勉強に限らず、スポーツや部活、日記などでいいです。どれだけ継続ができて、どれほどの量を毎日やると嫌になってしまうかを早めに知ってください。そうすれば周りと比べることなく、できない自分でも肯定できると思います。
自分の勉強ペースをつかむのは重要だと思います。私は「根性論」+「マイペース」の両方ですね。割と、使い分けしてます。
②夏休み前の受験生(自分)に伝えたいこと 過去問ができる人は英語だけでも始めましょう。小論文は最低限どんな方法論でもよいので一通り学んで、一般的な小論文の問題を月に2題程度書ければよいと思います。
過去問はできるだけ速く着手したい、と個人的には思っています。3,000人受けにくる人のうち、もっともよく用いる問題と言えば「過去問」ですからね。
③9月の受験生(自分)に伝えたいこと 過去問を、英語だけでもいいから一回解いてみよう、といいたいです。小論文も過去問に入れたら理想。できなかったら11月までに600~800字位は抵抗なく書けるようにしとけば、最後の100日程度を過去問に使えます。
このあたりご自分の反省が入っているのかもしれませんね。1月に過去問を5年分×2学部とおっしゃっていましたが、ちょっと苦しかったんだと思います。

こういった反省は次の受験する方に活かせるとすごくいいなぁ、と思います。
④直前期の受験生(自分)に伝えたいこと 誰も(親や知人)あなた(私)にSFCに入ってくれないと困るといったことはないと思います。慶應に入ってくれないと~、ならもしかしたら慶應一家ならいわれるかもしれませんが。すなわち、自分で決めたわけです。それなら途中で諦めようが、可能性が低かろうが関係ないはずです。入ってやりたいことがあるから今受験勉強をやってる。それしかない。受験勉強に一生懸命取り組めないのも自分。SFCに魅力を感じたのも自分。いろはさんのしょうろんを軸に勉強しよう、と決めたのも自分なんです。それを認めることが、前に進むため、不安を最小限にして試験に挑む上で必要な考え方かなと思います。
このコメントは、7でいただいているコメントに関係すると思います。

私は、学習をするときは「自分が決めた」という意識が重要だと思います。先生は何も教えてくれない。タブラ・ラサ(白い紙型)の教育という考え方が、昔は主流でした。子供にとにかく新しいことを教え込む。まるで、真っ白い紙に何かを書き込むかのごとく、ね。あるいは、導管型コミュニケーションという考え方もあります。教育で言えば、先生の頭や教科書からまるで知識そのものが水道管を通って生徒の頭の中に入っていく、という感じの教育方針です。一方で、もうひとつの教育の考えにおいては、先生は生徒を(ある程度)生徒の思う望ましい方向に向かわせる、ということですね。逆に言えば、教育を受ける生徒は、「自分で(ある程度)望ましい方向を決めなきゃ」いけない。特に年齢が上がってくるにつれ、自分で決めたことに責任を持たなければいけない。それには、小学生なら小学生なりの責任の取り方、中学生なら中学生なりの責任の取り方、高校生なら高校生の責任の取り方、浪人生には浪人生なりの責任の取り方、大学生なら大学生の責任の取り方があると思っています。私は、どちらかというと、受験生の皆様には後者の立場でいてほしいなぁ、と思っています。せっかくだから、自分で決めようよ。
4:「しょうろん」で絶対に読んでほしいページ いろはさんは、本当にきれいな文章でまとめていらっしゃるのでどの記事を読んでも感銘を受けると思います。アプローチだけでなく、文章の流れ、きれいさ、みたいなものも影響を受けるのがいいと思います。強いて言うならはじめに、標準編あたりでしょうか。
このあたりは若干補足を。ブログなので、どうしても文体を意識しているときと、していないときの差が出てきてしまいます。また、私には好みの接続詞があります。「あと」「なお」「さて」は見習わないでください。さすがに模範解答っぽく書いている(私は模範解答を書くのが好きではないので、問全ての模範解答は確か2つしか書いていないと思います。)ところは意識はしていますが、あくまでブログはブログ文体です。繰り返しなどのレトリックも使っています。それを小論文でどこまで許容するかは別の問題、ということです。
5:オススメしたい本、オススメしたいSFC対策 本は特にありません。個性が出る部分なので。読みたい本なら2、3冊買って読んでみるといいと思います。対策に関しては、私は東進の過去問演習講座や記述対策をやっていました。東進が独自に作ったものですが、一応採点基準もあるので、採点者はこういう視点で受験生をみているのか、と認識しました。活用するのであれば、あくまで慶應の採点基準とは別であることを自覚した上でみることが必須です。
本に関しては「とにかくたくさん読んでね!」と言いたい私と、「ある程度絞って効率的に読んでね!」といいたい私がいます。効率的な私は「生物から見た世界」「わたしが情報について語るなら」「子どものための哲学対話」の3冊に絞ってオススメしています。(ブログ内からリンクを張って、紹介している本はもっと多いのですが。)「本をたくさん読んでね」という私は、アイデアの根本は「知識」だから、と思っている側面もあります(これに関しては井庭先生のパターン・ランゲージの本でも触れていましたね。)

また、書いた文章は、人の目を通って成長する側面もあります。だから、受験生に限らず、文章は誰かに見てもらった方が断然上達が早いです。そして、どういう目線で他の人が文章を見るのか、というのもある程度、人それぞれです。そういった基準を得られることは重要ですよね。もちろん、「冷静な時の自分」が基準をチェックシート化して、設問を解いたあとに自分でチェックするのもいいと思いますよ。
7:分かりやすく解説してくれているのだから、安易に質問をしないで少々自分の頭で考えることが大事だと思います。私もこんな偉そうなことを言える立場ではないのですが、直前期の不安からなのか、そのような質問が近頃多くて書いてしまいました。
ここも「痛し痒し」なんですよね。「男子目線でサクサク体得する論点講座」のようなものを毎回書き続けるのもイヤですし。だからといってこういったエントリーに多少の需要があるのも確かです。引き続き程度を見ながら書いていこうと思います。
あともうひとつ直前期にこのブログを見ていて気になったことがあります。私も一時期陥ったのですが、このブログは合格への直通電車ではないということです。コメント欄を見ていると不安からなのか、総合政策的アプローチにとらわれているのではないか、とも思える方がいらっしゃいました。某掲示板での件も結局同じことだと思います。独学でも、東進でも、代ゼミでも、学校のサポートを受けながらでも受かる人はいるわけです。目標を達成するためには必要な方法論はひとつだけではありません。あくまで、総合政策的アプローチは手段であり、使わなければ合格が不可能になるわけではないと思います。ですが、非常に有効な手段であることは私も実感していますし、間違いないと思っています。
(7のコメントは文体が変化しているので、私個人あてのように見える部分は省いています。問題があれば教えてください。)実は、ここも結構悩みどころです。
 例えば、総合政策的アプローチは、「1ページで把握する「総合政策的アプローチ」」で「問題に対して効果的に取り組むための切り口のひとつ」と紹介しているように、「書き方」ではないんです。折に触れて(例えば「【直前更新2】総合政策的アプローチ 最後の復習!!」とかね。)、そのことは紹介しているつもりなんです。ただ一定数の人がこれを「書き方」と勘違いしてしまう。アクセス数が少ないうちはそれでもよかったんですが、割とアクセス数が増えてくると、どうしてもしっかり読まない方が増えてしまう。「本番まであと1ヶ月!!おさらい厳選エントリー!!」をマイナーチェンジしつつ、更新していたんですが、必ず「当ブログのスタンス」と強調していますし、その後「残りの短期間「超特急でSFC小論文を仕上げる方法!!」などで、踏み絵「1:当ブログを信じるかどうか決める」をしています。だから、ある意味では、はっきり言えば、「自己責任」と「読解力」の世界だと思っています。必要な内容を書いてはいて、それをブログの頭にもってきている(今は合格体験記が頭ですけどね)ので、ブログを自分の人生を決める「受験」の参考にするんだったら、せめて1ページ目で強調されていることぐらいは読んでほしいなぁ、と。

一方で、人数が増えてしまうと、そうはいかない。「山奥でおじいさんおばあさんが暮らしていて、おじいさんは自分の家の庭で全裸でひなたぼっこするのが日課でした。けれども、開発工事で大きな幹線道路が目の前を通るようになりました。道路から見える位置で、おじいさんは全裸でひなたぼっこしていいでしょうか。」に近い倫理的問題が含まれています。だから、「言い回し」に関しては、少しづつ工夫をしていこうと思っています。一気にこれだけのエントリーを変えるのは大変なので、少しずつですが。

コメントをつけてください、という要望も頂いていたので、こんな感じで、よろしいでしょうか?なんとなく、最近の私の問題意識が反映されているように思います。

#あ、もう一つ大事なことを忘れてました。
実は1浪する方が、どうして今一度来年も見てくださるのかが、私にもいまいちよく分かっていません。昨年何度かコメントをいただいていた方が合格されていたり、個人的にはすごく不思議です。なぜ続けてみてくださっているのか。Twitterでも去年も見てて、今年も見てた、という方がいて、問いつめようと思っていたんですが(「ぷちとまと、お前だ!お前!」)いつの間にかいなくなってしまいました。あんまり一つの方法論に固執しないでいつつも、ちらりとこのブログのことを気にしていただけると幸いです。

では。がんばってくださいね!!

結果の芳しくなかった方からのご質問を読みながら

前回のエントリーを書いた時には、「勉強法に関する賛否」のコメントをいただくものと思っていたのですが、予想外にご自分の状況を深く開示してくださるご質問が多くて、驚くとともに恐縮しています。ブログ内にいただいたものは、公開する形でしかご回答できないので、多少あいまいなご回答になると思いますがご了承ください。
 なお、片手にはあまるものの、両手両足にはたりない程度のご質問をいただいています。ツイッターなどで私にご質問いただいた方がこれを呼んで少し非難めいたものに見えても、ご回答させていただいた個人へのメッセージではなく、全体としてそういう傾向にあることをご了承ください。

結構、みんな同じところで悩んでいます。

「学歴」について

実は、日本の就活事情(の学歴と年齢)について、つらつらと書いていたのですが、結局のところ、「ぐぐればだいたい出てくる」と思ったので、ご自分で調べてください。以下1つだけ忘れがちな視点だけ。

グローバルに働く場合の「学歴」について

日本人がグローバルに働く場合には「修士卒」でないと「専門家」と見なされないことが多い、ということは覚えておいてよいと思います。そもそも、ユニセフや国連などの国際機関(リンクは外務省 国際機関人事センター)は、採用の要件に「修士」を求めていることが多いことは、「国際的な仕事がしたい」と思っている受験生の中でも知らない人がいるかもしれません。もちろん、こうした国際機関以外でも「グローバルに働く」と考えた時には、「修士」はその人の専門性を示す大切な指標になるようです。特に日本の場合は以下の事情で、東大の学部卒より普通の大学の修士卒の方が「専門家」として信頼される、ということがあるようです。

「優等学位」の存在

日本と欧米の学位の違いに「普通学位」と「優等学位」の存在有無があります。要は同じ学部卒でも優秀な人に与えられる学位とそうでない人に与えられる学位が違う、ということです。日本は法制度上「優等学位」が存在しません。海外で働く場合、しばしば「履歴書」や「略歴」を求められますが、欧米の優秀な学部卒はここに「優等学位」と書いているんです。最終学歴「優等学位」はある意味で学部卒の中でのステータスなんです(さらには専門分野の学位が複数ある方もいるんですが。)一方で日本ではそうした制度がないので、勝手に「優等学位」と書けません。書いたら学歴詐称です。すると、たとえ東大卒であったとしても、略歴上は「普通学位」にしかみえないので、そんな経歴の人が専門分野を語っていると、日本の事情も日本の大学名も知らない欧米人から見ると不思議(weird)に見えるようです。逆に、「修士号」を持っていると、当該分野の専門家と見なされるので、専門家として信頼されるようです。もちろん、最終的には語っている中身なんでしょうけれどもね。けれども、これも日本では見過ごされがちな「学歴」の一つです。

修士までを学歴としてみつめよう

こうしたことを考えると、単にSFCに入るためにもう1浪するよりも、最低限「修士」までを一貫として「学歴」と考えて、国際的な観点から自分の人生を見つめ直した方がいいかもしれません。SFCの大学院(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)以外にも、東大のSFCとも呼べそうな「東京大学大学院 情報学環・学生情報学府」なんていう大学院もあります。もう1年間受験勉強をするよりも、「グローバル視点から修士までを一貫した学歴」と考えて、今後の4年間を過ごした方が、あとあと楽しくなるかもしれません。

#Feel Globally !

仮面浪人について

恐らく一番多かった質問がこれです。大半の方から、これをお伺いしました。そして、だいたい「とりあえず大学生活を過ごしてみたら?」というお返事を返すのですが、皆様の反応はイマイチです。

各人の事情を全く考慮しなければ、いま「SFCを受け直したい」という気持ちがある方には、現在現役の方でも1浪の方でも「仮面浪人」はオススメしません。「1:滑り止めが私立大学である場合、仮面浪人に関する費用がバカ高い。 2:大学に入学すると、勉強時間がとりづらい。 3:合格した場合、とった単位が無駄になる。(だいたい多くの方は、単位持ち込みを利用しないんですよね。)4:合格しなかった場合に備え、進級するために最低限の単位を取得する必要があるため、さらに勉強時間が減る。5:もし最低限の単位数しかとれなければ、次の学年も勉強漬けになる。実質2年間分大学生活を楽しめないかも。」などなどマイナス要因が多いです。だから、仮面浪人をするつもりで大学に入るのはオススメしていません。仮面浪人をオススメするのはたったひとつ、「大学に4年間通うつもりで入学したが、途中で進路を変えたくなった場合」だけです。これはしかたがないですよね。だからこそ、「親の考え」や「将来の不安」があって、大学に入学なさるのであれば、一旦はゴールデンウィークまででも、5月終わりまででもかまいません。「大学生活」を送ってみてください。そして、「仮面浪人」の判断はそこから、考えた方がいいと思います。もちろん、空き時間に英語や数学を勉強することを否定はしません。けれども、一旦受験勉強から離れてみえるものがあるかもしれません。

また、仮面浪人のご相談を受ける方はだいたい目安として偏差値60未満の大学(学校名を出したくないのです。察してください。)にしか受かっていない傾向があります。それ以上の大学に受かっている方は、「仮面浪人」を検討していても、ご相談は受けていない気がします。ツイッターを眺めている感覚ですけれどもね。別に「偏差値が低いと仮面浪人では受からない」と言いたいのではなく、無意識的か意識的かは分かりませんが、「仮面浪人しながら受かるかどうか」の手応えを感じていなくて不安なので、ご相談くださっているのだと思います。そういった不安を抱えながらの仮面浪人はつらいと思います。やるなら、意気込みは「大学以外の時間は全部勉強に使おう」ぐらいの方がいいと思います。

ちなみに、大学でいい成績をとって就職活動をがんばろうというのは、絵に描いた餅だと思っています。会計士などの難関試験を突破したら、それなりに手に職はつきますけれども、そうした有資格者自体いま市場にけっこうあぶれています。もし、オススメするとしたら国家公務員などでしょうか。但し、それを勉強すると自動的に就職先まで決まってしまうので。うーん。といった感じです。

体のご病気、心のご病気の方へ

私から明確にお伝えしたいことは「くれぐれもご無理などなさらないよう、ご自愛ください。」です。その方が、どんなご病気であれ、私はお医者さんではないのでアドバイスはできないのです。それでも、お伝えしたいのは、「くれぐれもご無理などなさらないよう、ご自愛ください。」です。

その上で、SFCに向けて勉強をすることが、あなたのプラスになるようであれば、それに向けて勉強をしてください。仮面浪人なり、無職などしつつ、英語が得意な方であれば、のんびりとTOEICやTOEFLの勉強をしながら英語の実力を磨きつつ(それはSFCの合格を目的とせず、むしろその後の人生のために、ね。)、ご自分に無理のない範囲で本を読んだり、小論文を勉強して、2月の後半にちょこっと腕試し程度に試験を受けてみる。そんな感覚でお勉強をするのがよいかもしれませんね。とりあえず、絶対合格とか気負うのはやめた方がいいかもしれません。

科目選択について

英語、数学、英語+数学のどの科目選択がよいのか。というご質問をいただきました。

これも基本的には本人の得意な科目次第だと思っています。一応補記しておきたいのでは、「英語は、帰国子女がたくさんくるので8割以上の戦いになる」というのは眉唾ものだと思っています。あとは小論文次第です。小論文については、「慶應義塾大学 総合政策学部/環境情報学部2016年度入試について 教科「情報」による入試への挑戦と期待 ~「情報」は「未来を創っていく人材を育てる科目」村井 純 慶應義塾大学環境情報学部長」を見ていただくと分かるように、
環境情報学部の、小論文の合格最低点を見ると、「数学および外国語」を選択した受験生は100点、「数学」選択生は78点、「外国語」選択生は122点です。つまり、同じ小論文の問題を解いているのですが、小論文のでき具合に関しては、数学選択生は、英語選択生よりできが悪いのですが、合格するようになっています。またもう一つの傾向は、この20年間を見ていると、全体に数学の力が落ちてきているような気がします。
と書いてあることを加味して、出題内容の予測しづらい小論文による変動を抑えるために、「数学」を組み入れる、というのは戦略としてありだと思います。但し、数独の例もあるので、そのあたりはご留意を。また、来年以降はこの学部長の話を読んで「数学」で受けるぞ、と思った「数学受験組」が増えて、小論文の点数まで上がる、ということはあるかもしれません。また「数学」は見るのもイヤだ、という方もたくさんいると思うので、そういう方が数学に手を出すの必要はないと思っています。したがって、お答えにはなっていませんが、結局はご自分次第です。(もっとも、今年から入学時に数学のレベル確認テストをするらしいですけれどもね。)

したがって、個人的には、村井純学部長のコメントをちらりと頭に入れながら、ご自分の得意な科目をお選びいただけばいいと思います。もし、他の私大や国公立を目指されている方は、両科目やりながら、出願の際に、得意な科目を選択すればいいのではないかな、と思います。そういう方々は、無理に今この段階で選ぶ必要はないですしね。

最後に

一番最初にも書いたように、思ったよりも皆様の状況を深く開示していただく内容をいただいていて私なんかの回答で役に立つだろうか、と恐縮しています。

私にできることは、いただいたコメントやDMを読みながら、少しの間一緒に考えて、ちょっとだけ泣いたり笑ったりすること(うれしいコメントをいただいたりもします)ぐらいなんだろうな、と思ったりしています。私には「ベスト」の回答なんて出せそうにないですし、また「ベスト」の回答を出すお手伝い自体、頼りになるかどうかわかりません。答えなんて私も持ち合わせていませんから。そんなのでよければ、引き続きコメントをお待ちしています。一緒に悩ませてください。

いろいろとご回答になっていない部分はあるとは思いますが、取り急ぎ。