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2014年10月

資料文を速く読むための、接続詞勉強法

資料文を速く読むための、接続詞勉強法

SFC小論文の資料文を読むのに時間がかかる方のうち、何割かの方は確実に「接続詞から文脈を捉える力」が不足しています。また、こうした方は、小論文を書くことも苦手とすることが多いです。

「しょうろん」では、これらの力は「現代文」に属する力である、と考えるため、網羅的にお伝えすることはしません。ただし、通常の高校や予備校の授業ではあまり扱わないため、ここでは網羅的にというよりは、どちらかといえば、練習方法をお伝えすることを着眼点として、「接続詞勉強法」をお伝えしたいと思います。

基本学習方法
1:指定する接続語を文章中から見つけて、チェックをします。
2:その接続語を見つけたら「基本的な働き」にしたがって、接続詞の前後の文章の相互関係を確かめます。

この基本学習については、ひとつの接続詞について最低でも20回程度は行いたいものです。

接続詞は、文章の流れ=文脈を規定するものです。接続詞を有効活用するためには、

1:接続詞に気づく力
2:接続詞から前後関係を見抜く力
3:複数の文章から前後関係を抽出する力

を身につける必要があります。このうち、2が一番習得しやすく、1が次に習得しやすいものです。なお、3が一番習得しにくいものです。
これらをしっかり身につけるためには、

1:丹念に「基本学習方法」を繰り返す
2:接続詞がない文章間、あるいは、段落間の関係を意識し続ける

必要があります。

それでは、早速ひとつやってみましょう。

要約の接続詞「つまり」
「A。つまり、B。」の場合、
(1)A=B
(2)Bは、Aをまとめる傾向にある。

こうした職能者は、クライアントの要求を誠実に履行するという義務を負うと同時に、クライアントの要求を履行することが、かつての職人のように、狭い範囲の影響圏しか持たない時代とは違って、産業のような、一般の社会の成員に対して、広く影響を及ぼす状況が生まれてきたので、公共の福利を侵害したり、損傷を与えたりすることがないか、という点でも、義務と責任を負うことになる。つまり彼らは二重の社会的責任を考えなければならない立場に立つのである。(環境情報学部2011年資料文より抜粋)
例えば、この資料文ですが、「こうした職能者は、〜負うことになる。」という長い内容Aを、短い内容B「彼らは二重の社会的責任を考えなければならない立場に立つのである。」にまとめている。したがって、A=Bが成立しているのだ。また、Aの内容よりも、Bの内容の方がコンパクトにまとまっている。これが「接続詞 つまり」の特徴なのです。逆にいえば、接続詞「つまり」を読み取れるようになる、ということは、

1:文章中から「つまり」を見つけ出すこと
2:文章からAとBを選び取ること
3:BがAのまとめとなっていることを確認すること

の3つができるようになることです。

もう一つ、こちらは短めの例を挙げてみます。
ただ、大切な点を付け加えて置くと、技術に関しては、このような状況にあっても、必ず、その外部に、技術やその成果を「買って」くれる利用者、つまりクライアントがあったことだ。(環境情報学部2011年資料文より抜粋)
簡単ですね。「つまり」はすぐにみつかりますね。内容Aは、「つまり」の前の部分を見て、「技術やその成果を「買って」くれる利用者」ですね。内容Bは、「クライアント」です。そして、内容Bは内容Aを一言で表した「まとめ」になっています。

こうした読解を最低20個ぐらいの文章についてやってみると、文章の読解が早くなってきます。

添削を希望する方へ

小論文の添削をしていただくということは可能なのでしょうか?
というご質問をコメント欄にいただきました。

はじめに:結論から

当ブログにおける添削方針
・積極的にはやりません。でも、コメント欄に投稿があったら読んでいます。
・必ず返事がほしい、という方のご希望には添えません。気が向いたら...ぐらいの感じでコメントをつけます。
・ご投稿いただいた小論文はブログ内の教材に使う可能性があります。

添削について

まず「合格体験記9:カズキ様」を読んでみてください。私が添削をまじめにすると厳しいですよ(笑)。

今年は、そんなに添削に力を入れよう、と思っていません。「ゆるやかにやりたいなぁ」と思ってはいます。でも、積極的ではないです。私自身も「ブログを通じた添削の有効性」を感じていないためです。

まず、ブログをしっかり読めない人に対してブログを通じた添削を行うことは難しいです。例えば、「ご利用上のお願い」に「添削について」書いています。そこまで分かりにくいところに書いていないので、「読んでほしいなぁ」と思います。結局、小論文の添削は、「添削者の添削方針」と「投稿者の小論文」の擦り合わせ作業になるので、「添削者の添削方針」であるブログをきちんと読んでいただけないのであれば、その方に対して当ブログを通じた添削は難しいと思っています。また、去年はそこそこ添削をやったのですが、前の人と全く同じコメントをつけざるを得ない人が複数いました。添削の場合、一対一の関係になるので、まわりの人の添削を読まなくなってしまいます。それって、本末転倒だよね、って思ってしまいます。これが1点目。

次、2点目。現代文について教えていたらきりがないから、です。「【添削】環境情報・2010年(にこにー様)」で、現代文の読解のようなことをしています。けれども、添削で現代文の読解に注力していたら、キリがありません。読解力は自分で磨いてほしいと思っています。一方で、読解力のない方が多いので、「まずは読解力を身につけてきて」と思ってしまいます。(せめて、ブログを読める程度の日本語力はほしいです。)

3点目。添削をしても読んでもらえていないことが多い。「残念ながらSFCの結果が芳しくなかった方々へ」で「「問題発見・解決」を書いたのに合格しなかったよ。」とコメントをいただいた方がいらっしゃって、私もやわらかめにコメントをつけています。但し、この方が合格できなかったのはある意味納得できます。添削で何度も「まずはしっかりと設問を読んで設問に合わせて書いてください」という評価を書いているのに対し、この方は結局「問題発見・解決を書くこと」に固執してしまっています。当たり前ですが、論理力や設問に合わせて書く力がなければ、「問題発見・解決を書くこと」もおぼつきません。たとえ自分が書いたつもりであったとしても。ブログ上の添削は気楽であるために、まじめに読んでいない人も多いみたいです。

そんな感じです。

塾みたいにできればいいんですけどね。

2014年 環境情報学部 その1

2014年環境情報学部の解き方の解説です。

本番で重要なのは、まずは「問題文をしっかりと読み取ること」です。

湘南藤沢キャンパス(SFC)開設25周年を記念して、シリーズ『地球と人間』が出版されることになり、その準備がはじまりました。あなたは、高校生編集者として、このシリーズのうちの一冊の本を編集することになりました。
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