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2017年12月

2017年度 年末のご挨拶

こんばんわ。もう大晦日ですね。ツイッターでは、受験生には大晦日なんかないよ!みたいな雰囲気のつぶやきをしていました。でも、それでも、節目節目に、自分を振り返らないと人間は生きていけません。違うかな。人間は、節目節目に振り返らなくても、むしろその方が楽に生きていけるけれども、それでも振り返らずには生きていけない人もいるんです。そういえば、去年の今頃はこんなことを思っていましたね。

それでも私たちは学ぶことでしか生きていけない

今年は、わりといろは塾に来てくださる方が、バイトをたくさんしていたり、予備校の授業で忙しかったりして、なかなか思う通りに勉強してもらえませんでした。悔しかったです笑。幸い、一緒に勉強してくださった方で、成績がぐんと伸びた、と言ってくださった人もいて、それだけで救われた気もしました。

その中で、気づいたこと。「そうか、やっぱり自分が一番学ばないといけないんだ」ということ。「学習言説の再帰性」と呼ばれる「あなたは人に学べというが、そういうあなたは学んでいるのか」というブーメラン。もちろん、バイトしないと生活していけない人だっているだろうし、そうしないと一緒に勉強できない人もいる。やっぱり「もうちょっと時間かけて勉強しなよ」としか言いたくなってしまう。その予備校のその勉強の仕方、意味がある?と聴きたくなるときもある。だけど、ぐっと我慢して、まずは「自分が『学ぶ』を体現しよう」と思っていました。できていたかはわからないけれども。

50日というのは残酷な時間だと思う

年末になれば、SFC入試まで、50日を切ります。毎年毎年、この時期になると質問も増えます。だけど、もうわかっているんです。

50日というのは、確実合格を狙うには不十分な時間である

ということ。こう断言するのは残酷なことだとわかっている。わかっているけれども。

もし、どこかの予備校が「50日で英語がSFC合格レベルに伸びる方法」を謳っているのであれば、ぜひその方法を英語学習理論の世界にひろめてほしい。本当にあるのであれば、きっとその方法で救われる人が世界中に何千万人も何億人もいるはずです。ただ、英語学習理論の世界では、まだそんな方法は見つかっていない(はず。)それなのに、日本の受験生だけがそういう幻想を信じている。何かが絶対におかしいよ。

もっとも、がんばってほしいから「絶対に受かる!」と嘘をつくのも勇気だし、「それでもいいからがんばろう!」と言うのも勇気だと思う。私が選ぶのは、その「後者」になってしまうんだけど。だから、そう、だからこそ、50日って残酷な時間だと思う。

それだからこそ私たちは学ぶことしかできない

それでもね、50日あれば、毎日1個単語を覚えれば、50個の単語を覚えられます。その分だけ、合格率が上がるんです。それだけは確かなことなんです。

確実に合格できるとはいえないけれども、確実に合格に近づくとは言える

もちろん、今の時期に、単語を根性論で覚えるべきではないし、より効率的な方法があるから、そんなことは言わないけれども、それでも自分でできる工夫を少しずつやっていけば、合格に一番近くなるはずです。そうやってあと50日足らず。一緒に過ごしていけるといいですね。



うん、だから、年末はこんな感じでしめくくりますね。



来年もたくさん学びたいね。バイバイ今年、いらっしゃい来年!



第1回 しょうろんTwitter質問会 2017/12/20(水) 21時30分〜22時

今年は、年内に一度、Twitter質問会を開催します!年内の質問会ということで、手短かにしようと思っていますので、軽く30分ぐらいやろうと思っています。

日時 2017年12月20日(水) 21時30分〜22時
アカウント @IrohaForCom
ハッシュタグ #sfc168

私が答えられる範囲であれば、何でも答えます。せっかくなので、過去の合格者の方もご興味あればどうぞアドバイスください!

去年は、

試験当日にどうしてもたこ焼きが食べたいです #sfc168

みたいなダルがらみな質問から、

小論文の構想ってどの辺まで詳しくまとめておいた方がいいんだろう #sfc168

みたいなまじめな質問まで、いろいろいただいておりました。

まじめに、ゆるく、お答えしますので、どうぞご参加ください!

ハッシュタグの使用方法!

1: ツイートするときに、「#sfc168」と一緒につぶやいてください。
2: 他の人の質問を見るときには、「#sfc168」をクリックしてください。
3: 楽しくゆるりとツイートしてね!

お願い

・例年、鍵アカやフォロバしていないアカウントからの質問に気づきません。
 確実にお答えが必要な場合はフォローしてください。
・あくまでも私の考えを示すものです。正解ではありません。

よろしくお願いします。

残りの短期間「超特急でSFC小論文を仕上げる方法!!」

このエントリーの目的
 ・SFC第1志望の受験生が、
 ・残りの短期間を利用して、
 ・SFC小論文で合格最低点をとる

ことを目的とするエントリーです。

念のため:個別でご相談いただいた場合や、いろは塾においては、異なるアドバイスをする場合がありますが、お含みおきください。冬期講習、あと少しなのでよろしければご参加ください。SFC小論文をいちからお伝えします。

1:当ブログを信じるかどうか決める

以下、2記事を読んで下さい。これに納得できたら、2以降に進んで下さい。
・合格確率を5倍底上げする「SFC小論文 基礎の基礎」
・SFC小論文とは 〜2016年度入試版〜
・「総合政策的アプローチ」は「環境情報学部」でも使えます!!
 世の中、SFC対策法は検索すればいくらでも出てきます。今の時期であれば、「信じられる方法」に力を注いだ方が効果があります。だから「私のブログに賭ける」かどうか、これを決めてください。信じたら合格できるなんて言いませんが、信じて損はさせない、と思います。たぶん…。(所用時間:30分、累計:0.5時間)

基本的に合格体験記(2016年度入試はこちら)は全部一読してほしいですが、短期合格も数多く寄せられています。2016年度入試だと、「きくたろう様」の合格体験記「みーくん様」の合格体験記のように、直前1ヶ月以内から、このブログを参考にして、合格できた方もいらっしゃいます!!

2:必要な情報を全て揃える

これからはじめる人たちにとってとにかく足りないのは時間です。「読みたい資料が手元にない!!」ははっきりいって致命的。資料を全部揃えて下さい。当ブログでご紹介するのは、赤本含めて12冊です。(所用時間:3時間、累計:3.5時間)

赤本

 過去問を10年分揃えて下さい。古いものはプレミア価格になってたりするのが難点ですが、合格のための代金だと思って早めに買っておいた方がいいと私は思います。

現代文による読解力向上

①現代文による読解力の向上で使用する本。偏差値が65以上ある人は、出口さんの実況中継だけを揃えて下さい。

③書籍を読むことによる「発想」の習得

③書籍を読むことによる「発想」の習得で使用する本

3:基礎技能の習得

ここから先は、しばらく以下の3軸で進めます。

基礎技能の習得
 ①現代文による読解力の向上
 ②当ブログを用いた「総合政策的アプローチ」の習得
 ③書籍を読むことによる「発想」の習得

順に、勉強方法を書いていくので、それにしたがってください。基本的に①から③を順番にやっていった方がいいですよ。③の読書は気分転換に平行してやってもいいですけれどもね。

①現代文による読解力の向上

目安時間は、現在の読解力に応じて異なるが、ゼロからスタートの場合、30時間〜50時間はやりたい。時間がない人は「毎日1題」を心がける。せめて、板野本1冊くらいは、やりとげてから②にうつって。「読解力」は全ての基本だから。
 とにかく「読解力」を向上するという目的を忘れない。そして、ひたすらやり続けて。板野氏の本を、板野氏の書いている記号通りに「ハイパー化」していってください。彼の手法が現代文として優れているというよりは、文章の接続関係をとにかく徹底的に意識することを紙と記号を使って出来るから、板野氏の本はが重要なだけ。10題から20題は彼の手法でやってみて。日常、他の文章でも、目が自然と「接続語」などで止まるようになったら、板野フェーズは終わり。

続いて、出口フェーズ。実況中継をとにかく熟読して。そして、「盲信」してください。実際、現代文の文章は「言いたい事」がひとつ「A」ってことはまずありません。これが現実。だけど、「言いたい事A」ひとつを言うためだけに、言葉を連ねて「A’」や「A’’」になっているというこの哲学は絶対に忘れてはいけません。それが「読解」の基本だから。これが分かれば、小論文もほとんど書けるので安心して、この1冊を理解して。
 時々、板野さんの本にも戻ってもいいですよ。理解度がずいぶん変わります。板野氏の記号が体に染み付いていれば出口さんは割合すんなり理解できます。(この現代文読解を軽視する人が多いですが、論理的に文章を読めない人が小論文を書くのは実質難しいです。)

現代文は1日では終わらない身体知だ、ということは忘れないで。(所用時間:40時間、累計:43.5時間)

②当ブログを用いた「総合政策的アプローチ」の習得

目安時間は5時間〜10時間程度。一旦、理解できれば、スムーズに納得できるので、体に覚え込ませる事を目標に。まず当ブログを用いた「総合政策的アプローチ」の学びかた:オススメ編
 これを読んでみて。そして、「「1頁で把握する」で全体像をとらえます」「自分でニュースや身近な話題に当てはめてみる」までやってみて。ポイントは、「SFC小論文の実際の資料文を読む」で掲載している3年分の資料から、小論文に特に役に立つところを抜き出したものが「総合政策的アプローチ」である、ということ。だから、「総合政策的アプローチ」について書いた私のブログとその元ネタであるこの「3年度の文章」をひたすら読み解きながら比べてみて。(所用時間:10時間、累計:53.5時間)

③書籍を読むことによる発想の習得

読む順番はこの順番で読んでいってください。あまり、真剣に読み解かないで、それぞれに書いている目的を達成するように読んでみて下さい。
1:「子どものための哲学対話」(目安時間:1時間程度、必要に応じて読み返す)
 とにかく「考える」という頭の働きをもう一度、頭に思い出させてあげてください。それにはこの本が最適です。子ども向けなので、読むのはとても簡単です。(所用時間:1時間、累計:54.5時間)
2:当ブログ記事:他の受験生と大きな差がつく「情報テーマ」を理解する4つの話(目安時間:15分)
 情報について、整理してあるので、次の本を読む準備になります。分からない知識が出てきても気にしないで。次の本の方がすばらしいから。(所用時間:15分、累計:54.75時間)
3:「わたしが情報について語るなら」(目安時間:3時間)
 情報概念を全般的に綺麗に説明してある良書です。これさえ読んでおけば、必要な思想は全て頭の中に入ります。まちがっても、IT=情報なんて妄想はこの段階でなくしてください。(所用時間:3時間、累計:57.75時間)
4:当ブログ記事パターン・ランゲージ(慶應義塾大学出版会)をSFC小論文のためにどう読むか。(目安時間:15分)
これは5の本で読む場所を指示している記事です。後半の私のひとりごとは放置して前半だけ読んで下さい。(所用時間:15分、累計:58時間)
5:パターンランゲージ(目安時間:初読2時間、必要に応じて何度も読み返す)
「デザイン」と「問題解決」についての理解が深まるから、しっかりと4に合わせて読んでみて。「当ブログを用いた「総合政策的アプローチ」の習得」を、少なくとも「SFC小論文の実際の資料文を読む」を進めてから、この本を読んだ方が効果があります。(所用時間:3時間、累計:61時間)
6:生物から見た世界(目安時間:5時間、生物になりながら読んでください。)
最後、これは入試までにゆっくり読んでおいてかまいません。ただ絶対に読んでおくべき本。これを読んでいるかどうかで、特に環境情報学部の資料の理解度が格段に変わるから。(所用時間:5時間、累計:66時間)

4:過去問への取り組み

目安1過去問3時間〜4時間程度。

小論文を「論理的に書く」部分。ここをうまく教えられる人や本がすごく少ないです。一番、効率がいいのは、私の講義を受けてください...、です。宣伝っぽいんですが、すみません。

そうでなければ、ブロマガ...。「しょうろん特講(ブロマガ)」を全て読んでください(各課1時間が目安。)ブロマガなので、お金かかっちゃうんですけれども、それを上回る効果は絶対にあります。このエントリーを書いている時点では4までしか書いていませんが、試験本番までに必ず、必要な大筋を全部書いてしまいます。(所用時間:4時間、累計:70時間)
 「しょうろん特講」を一通り読んで内容を実践すると、SFC小論文への「取り組み方」の「型」が身に付きます。だから、どの年度の小論文も一通り着手できます。これ、本当に重要です。過去問を解く順番は以下の通り。

超特急で勉強する場合の過去問勉強順
1:2012年 環境情報学部
2:2015年 総合政策学部
3:2016年 環境情報学部
4:2014年 総合政策学部

(所用時間:4時間×6×3=72時間、累計:142時間)→仮に5年分過去問をやるならプラス48時間(累計190時間、残り70日の場合、実質1日3時間)、10年分過去問をやるならプラス168時間(累計310時間、残り70日の場合、実質1日4.5時間)。

過去問の着手時期について

1過去問3〜4時間×解きたい過去問数÷SFC小論文に使用可能な勉強時間=過去問ができる日数で計算をしてください。例えば、

10年分過去問を3回繰り返したい場合
4時間×20問×3回÷4時間/日=60日前

よって、60日前には過去問に着手したい、ということです。どれを何回やるかはお任せしますが、直近5年分を各3回はやってほしいな。多ければ多いほどいいですよ。

これ以降は、好きな順番に解いていってください。

模試・予備校の添削講座

可能なかぎりにおいて、他人からの採点は一度受けておいた方がよいです。だから、模試や予備校の添削がある講座を申し込んでみてください。

5:苦手分野の克服

SFC小論文で多くの人がつまづくのは、

・資料文が多すぎて時間が足りない。
・何を書いていいのかが分からない。
・うまく文章が書けない。

の3か所です。順番に見ていきましょう。

資料文が多すぎて時間が足りない。

「資料の取捨選択が出来ない」という方は、「資料文をどう読むか」というエントリーが参考になるかもしれません。これを読んでもまだイマイチという方は、しょうろん特講の「第1課:合格のためには必読!!「問題冊子のフレームワーク」!」第2課:問題冊子のフレームワーク(2011年環境情報学部過去問での実戦)」を再読してください。「読解力がない」方は、現代文の力が足りていません。もう一度、現代文に戻りましょう。「速読」を含めた読書関係の展望は、「SFCに合格するための「読む力3分類+5分類」って?」を読んでみて下さい。

何を書いていいのかが分からない

この場合、2つの可能性を疑って下さい。「設問をきちんと読み取れていない」あるいは「アイデアやネタが出てこない」の2つです。多くの方が「アイデアやネタが出てこない」を挙げると思いますが、それで悩んでる人はだいたいが「設問」を読み取れていません。まず、設問をしっかり読めるようになってください。読解力を磨くか、特講第3課 「厳密な意味での設問文」から「設問の分析」へをしっかり今一度読んでみてください。「何を書くか」は「設問」にしか書いていないのに、その設問を疎かにするから、書けなくなることがほとんどです。

アイデアやネタについては、妄想から開放されよう!「難しい知識」がSFC合格に不要となる3つの理由SFC小論文「ネタ力」を鍛える11の方法ネタ(新聞や雑誌などの資料)の整理方法について考えてみたを読んでください。あとは、お遊び感覚で出来る「(やすみ時間)トイレでできる「SFCネタ力養成」トレーニング」もどうぞ。

・うまく文章が書けない。

こういう方はまず「短い文章」(文章が4つまで)を書くところからはじめてください。あるいは、同じネタで構わないので、もう一度小論文を解き直してみます。構成などは前のままで、文章だけをたくさん書いていきます。

またこれらの記事は補完していきます。

いろは塾 SFC小論文(冬期講習 12/24-28)もうちょっとだけ募集してます。

予定人数を大幅超過しましたので、少し募集を増やしました。
2017/12/24 残り5席
2017/12/25 残り4席
2017/12/26 残り3席
2017/12/27 残り2席
2017/12/28 残り2席

いろは塾 SFC小論文の冬期講習募集します!

このエントリーの概要

いろは塾(冬期講習)の概要
 2017年12月24日・25日 SFC小論文(基礎知識編)
 2017年12月26日〜28日 SFC小論文(問題演習編)
※いずれも午後13時〜最長17時まで
SFC小論文対策をはじめてやる方から、長くやっている人たちまで幅広く募集します!

講座内容

 長らくお待たせしました。SFC小論文対策講座のご案内です。

日程と概要

日付内容ポイント年度
2017/12/24 (日) 13時〜最長17時基礎知識編SFC小論文とは、構成のしかた2013・環境
2017/12/25 (月) 13時〜最長17時SFC小論文で問われること、問題発見・解決2013・総合
2017/12/26 (火) 13時〜最長17時問題演習編資料読解とSFC小論文専用資料読解2014・総合
2017/12/27 (水) 13時〜最長17時アイディア力とアイディアじゃない力2017・環境
2017/12/28 (木) 13時〜最長17時要点の「要」は現代文では教えられない力2015・総合
※なお、講義の内容は大きく変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。

講座の詳細

基礎知識編では、SFC小論文で必要な基礎知識として、主に「SFC小論文の考え方」「SFC小論文の構成のしかた」「SFCの理念である問題発見・解決」「SFCに対する適性の示し方」「論点」の5点を主に説明する講義です。短文演習は行うかもしれませんが、どちらかといえばワークを通じた知識伝達型の講義になります。2017年度前期・後期の講義をまとめたものなので、初学の人から復習したい人までご参加をお待ちしています。
問題演習編では、2014年度総合政策、2017年度環境情報、2015年度総合政策の過去問演習を通じて、基礎知識編の内容の理解を含めていただきます。これらの過去問は10日以内に採点してお返しします。なお、基礎知識編で説明した内容を前提として解説しますので、過去問演習だけをしたい人はご留意ください。(せめて、ブログの内容は読んでないときついかも…)

費用

1回あたり税込12,960円(12,000円+消費税960円)
※5回連続参加の方は税込60,000円に割引、また前期・後期ご参加の方は、別途ご連絡します。

場所

御茶ノ水近辺の中央線沿い
(インターネット上ですので、詳細な開示は控えております。ご了承ください。)

お申し込み先

Twitter:@IrohaForComのDM
email :kadoya0168[at]gmail.com
に、ご連絡ください。基本先着順です。

 SFC小論文の対策は難しいですが、対策できないわけではありませんし、無理せずとも解けます。ただし、昨年のORFで先生方がおっしゃっていたように、既存の枠にあてはめた書き方の小論文で高得点がとれるわけではありません。ぜひ、SFC小論文に特化した対策をして合格をめざしましょう。

いろは塾SFC小論文(冬期講習)に向いている方

塾などは、最終的には先生との相性だと思います。今までの経験上、私とマッチして成績がぐっと伸びるのはこんな方です。こういう方と一緒に勉強したいなぁ、と思っています。

・はじめからSFC小論文の対策をしたい方
・SFCのことをコツコツと理解してSFCに合格したい方
・講義後も、講義で習った内容の復習をしっかりできる方

受講をオススメしない方

逆に、こういう方は私と合わないだろうなぁ、という方はこんな感じです。

・逆転合格…とか、そういうのを目指したい方
・資料集や用語集みたいなものを期待している方
・講義だけ受ければなんとかなる、と思っている方

Q 構成は書いたほうがいいのですか? 下書きをした方がいいですか?

Q 構成は書いたほうがいいのですか? 下書きをした方がいいですか?

いろっぴ、こんばんわ。

小論文を書くときには、構成を書いた方がいいですか。あるいは、下書きをした方がいいですか。資料を読んでいるときに、メモをとった方がいいですか。

A 時間内に書き終わるなら、どんな方法でもOKですよ。

今日の呼び方はなんとなくかわいいのでうれしいです。

A:基本的に、どっちでもいいですよ。時間内に書き終わるのであれば。

「思考プロセスが残る」「一覧性がある」という点で、私は「構成や下書きらしきものを作る派」です。ただし、なくても書けるのであれば、なくても全く問題ないです。500文字や600文字程度なら構成を決めなくても書ける人は多いんじゃないかしら。

総合政策的アプローチ!!が大事です

基本的に多くの人の目的は、

SFC小論文で合格点をとる

ですよね。決して、目的が

「構成を作る」「下書きを書く」

ではないはずです。そうであれば、本質的なポイントは「手段」や「解決策」である「構成を作る」や「下書きを書く」ではないのです。

ときどき、「○○文字以上なら、構成を考えた方がいいですか?」というご質問もいただきますが、基本的にはお答えは一緒。「時間内に書き終わるなら、構成を書いても書かなくても、下書きを書いても書かなくてもOK」です。

下書きや構成は、小論文を書く際の目次のようなもの

下書きや構成は、小論文を書く際の「目次」のようなものです。作ってあれば、安定的に書けるようになります。だから、ポイントをずらさずに書くためには、普通は「あったほうがいいもの」なんです。ただし、形にしなくても、頭の中で構成できてしまう人もいます。文字数が少なければ少ないほどそういう人は増えます。その境目は人によって異なります。

だから、なんども小論文を書いてみて、「これぐらいの内容なら構成を作った方がうまくいく」という境目を探してみてください。理論上は、文章が2文以上になれば、構成する価値はあります。もちろん、2文ならば、多くの人は頭の中で構成が作れてしまうでしょう。

よい構成や下書きとは?

構成や下書きは、その人が小論文を書きやすくするためのものなので、「こういうものがいい」と周囲がアドバイスをするのは、けっこう難しいんですよね。変に書き方を固定することで、思考プロセスまで固定化させることになるので。ただし、いくつか条件をあげてみます。

設問に端的に答えている

少なくとも、この条件がなければ、構成を作る意味はないですね。

字数が少ない

構成や下書きである以上、文字数は多くなくていいです。

文量が推測できる

あるパートで何文字ぐらい書くか、という文量がある程度推測できることが好ましいです。

「論理構成」と「上から順番に」の橋渡しができている

論理構成自体は、直線的ではなく、平面的であったり、並列的であったり、あるいは立体的や循環的であったりします。一方で、文章自体は(基本的に)上から順番に直線的に書くものです。だから、「構成」や「下書き」はその橋渡しをするものがよいのです。

終わりに

構成や下書きは、あなたの頭の中身を表すものなので、気取らなくていいのです。自分に合う服を選ぶ感覚で、自分にあったものを見つけて行きましょう!

Q SFC小論文の正解ってあるの?

今回は、質問ではなく、ツイッターにおいて、私がつぶやいたひとことに対する返信が面白かったので、ご紹介しようと思います。

Q SFC小論文の正解ってあるの?完璧に解けるのか?

よくあるご質問
SFC小論文って、どうすれば完璧に解けるんでしょうか。とても難しいと思うのですが…。

A 無理です。

私がツイッターでつぶやいた内容は、

・SFC小論文の内容は難しい
・大学3、4年生でもまともに解くのは無理だろう
という内容を、他大の先生と一緒に問題検討をしたことがあるよ

というものでした。当然、SFCの先生と検討するのは、ルール違反ですし、そんなにちゃんとした答えを先生が返せないのもわかっているので、他の大学の先生と検討をしました。

これに対して、あるSFC生から
そんなの当然じゃん
ツイッターより引用:一部表現は変更
という返事をいただきました。これ、面白いですよね。

問題に対する「姿勢」により対策は変わってくる

SFC小論文の勉強法って「こうすれば、こういう問題に対する『正解』になるよね」という論理展開の勉強法がほとんどです。私が教えている方々も、自分が書いたものが不安になって、「これが正解ですか?」と聞きにきます。でもね、「正解」なんていうものはないんです。ないというよりは「あるわけがない」んです。

もちろん、ある特定の社会科学分野の理論を用いて「もっともらしい答え」を書いて「答案を書けた気になる」ことは可能です。おそらく、塾などの指導であれば、生徒はそれで満足するかもしれません。でもね、SFCは「文系理系の枠を超えること」が理念なのですから、そうやってできあがった答案は、一義的にはSFCの理念に沿っていないんですよ。だから、そういう答案を量産する受験生をSFCが求めているはずはないんです。

さらにいうと、SFC小論文で取り扱われる問題に共通点は「現在まだ解決していない問題であること」です。現在、まだ解決していないことを、受験生が2時間の間に解答を作れるはずがないんです。もちろん、3000人の受験生中、1人や2人は「SFCの先生ですらハッとするようないいこと」を書けるかもしれないけれども、合格者全員がそれをするのは到底無理なんです。つまり、採点基準は別にあります。

そう思えば「正解」を探して思い悩むようなことはなくなるはずです。私が伝えたいことは単純なんです。SFCの小論文で正解を探そうとしないで。尋ねようとしていることは別にあるから。それよりも、まずきちんと設問文を読んで、それに合わせて答案を書こうよ、と。

終わりに

もちろん、私のように、自分のツテでSFC小論文の難易度を調べることもできますが、上のように簡単な思考実験でも「SFC小論文で『正解』を探す」ことは無意味だということがわかります。

よく、「何も書けない」という方がいらっしゃいますが、本人感覚で、何も書けていない方でも合格点が取れちゃってるのがSFC小論文です。逆に、予備校で対策した内容をしっかり書いたのにダメだった、という方もいらっしゃいます。そういうものがSFC小論文なのですから、まずは「正解を探そうとはしない」をモットーに楽しく小論文を書きましょう!

お願いです。合格するためには、小論文は何度もリライトしてください。

SFC小論文、いろんなタイプの人が合格しています。そのため、

Xが原因で合格した

とは、単純にはいえません。

しかし、多くの合格者は「同じ小論文を何度もリライト」している傾向にはあります。添削によって、内容を確認してもらうことも重要ですが、それよりもまずは「自分で何度も何度もリライト」してみてください。

今から受験して短期間で合格するためには、それが一番重要だと思います。

【2017年度版】試験直前に解きたいSFC小論文過去問ランキング(再掲)

試験直前です。今年も更新します!本番までに、復習したい問題ランキングです!!

設問をしっかり読む ◀︎ みんなこれが一番できてない。
・出題者がどのような能力を確認したいかを読み取る
・資料文と設問の関係を読み取る

この3つを忘れないようにしてください!!

第1位 2012年環境情報学部

この問題は

・問題発見・解決の両方がうまく埋め込まれている。
・全ての資料文を読む必要がある(総合政策学部に似ている)
・設問文が明確で、「何を書くべきか」が極めて分かりやすい

ので、これまでのやりかたを再検討する方にはベスト問題です。SFCの問題発見・解決を理解しているかどうかが如実に表れる良問です。

2012年のよくあるダメ答案。「問1:こんな生活用品のここが嫌だ。問2:ここを改良すればいい。」非常にこのタイプの答案が多かったです。これは資料文をしっかり読んで「新しいデザイン」とは何か、を捉えられていない証拠です。

第2位 2016年総合政策学部

この問題は

・グラフ満載の問題
・資料文から「格差」という問題の現状を読み解くタイプ
・なんだかんだで全ての資料文を読む必要がある

村井先生が「数学」と言わなくてもいいのですが、サイエンスにきちんと向かい合える子に来てほしい。こういう希望があるわけです。(~「情報」は「未来を創っていく人材を育てる科目」)」と言っている通り、今後もこうしたグラフや数値中心の問題は出題される可能性が高いです。

実は、資料をしっかりと紐解けば、そこまで難しいことは書いていないし、設問をきちんと読みとれば、方針は立てやすいので、「設問をしっかり読む」ためにも重要です。

第3位 2016年環境情報学部

2015年の環境情報学部と2016年の環境情報学部は類題ですが、四コマ漫画のような枠が提示されるこちらの問題の方が、本番前に復習するにはよいです。問1が2015年の環境情報学部の問題よりも少し難易度が下がった代わりに、問2以降でしっかりと問題発見・解決をさせてくれるのがポイント。(なお、2015年の環境情報学部の問題も、コラボ力が問われる良問です。2016年環境情報と2015年環境情報を合わせると車の両輪のように、問題解決力を試すことができると思っています。)

この問題は

・主に「問題解決力」を問う重要なファクターが詰まっている
・「資料をザッピングしてヒントを探し出す」というよくある形式を踏襲している。

という特徴があります。

第4位 2015年総合政策学部

・みんなが苦手な指標の問題
・資料文が非常によい。この手の指標や単位の問題で気にしなければいけないことが満載。
・問1の要約も地味にダメージを受けるでしょう。

問1の要約も、地味に予備校で要約対策をしていた人たちがばたばたと倒れていく良問(いろは塾の直前講座では、これを実際にお示ししたんですが、半数がきちんと書けていませんでした。)

なお、2011年環境情報の問題も類題として重要。

第5位 2014年総合政策学部

・問1と問2で問題発見のためのヒントが示され、問3で発見・問題解決を求められる良問。
・「設問を読む」ことの重要性が問われる。いろは塾ではここを丁寧に説明しました。
・「世界史」と見せつつ、きちんと読めば現代文よりもあからさまに資料に説明が隠れているので、気づいた人はかなり簡単。

もし、こうした問題が苦手なら、試験前日に解きたい問題のうちの一つです。

第6位 2013年環境情報学部

・「身体知」をテーマとしつつ、特に問題解決力を問われる。
・未来創造塾や福沢諭吉の考え方など、地味にヒントになる資料文が多い。
・複雑な設問文をきちんと読めば、きちんと解答の方針が立つ。

この手の「授業を作る」問題は、未来構想キャンプでも出題されているので、いまだに頻出問題かもしれませんね。未来創造塾という枠組みのなかで、以下に自分の授業の目的を達成するかがポイント。

第7位 2012年総合政策学部

・共通点や相違点から未来について述べる問題
・「何を論じるか」の焦点をぶらさなければかなりやさしい。
・資料をたくさん読むのが苦手な人には鬼門かも。

これもいろは塾でちらっと解説したんですが、「論じるべき内容」を忘れて、資料文の多さに圧倒されて、共通点や相違点探しで疲弊する問題。書くのは省論文なのだから設問文を読もう。

第8位 2014年環境情報学部

・本を編集する問題。
・ある問題意識のもとで、各資料文をどう配置して何を伝えるのかが問われる。
・自分の問題意識をそのまま使えない人も多いので、ちょっとアイディアを出すのに苦労するかもね。

「いらない資料を選ぶ」とか「タイトルをつける」とか形式に惑わされるけれども、問題発見・解決を資料文と自分の問題意識を組み合わせて形にしていく、ちょっと手がかかる問題

第9位 2008年環境情報学部

・とにかく「問題が複雑」

直前の度胸試しみたいな感じですね。あ、こんな問題も出るんだ?ぐらいのつもりで。

第10位 2008年総合政策学部

・設問と資料文をよく読めば、きちんと解答の方針が見えてくる。それをしなければ、共通点探し・相違点探しで疲弊する問題。
・設問文のなかのヒントを読み落とさない練習をしたい。

珍しく資料文をごりごり読解しないとヒントが見えづらい問題。あからさまな弁証法の構造に気づけば資料3つの関係が見えて来て一気に見通しが立ちやすくなる。

おまけ 2011年総合政策学部

・前日にやるとしたらこの問題かな。
・もし、1問だけしか解けないならコレ。
・「総合政策学的アプローチ」欄に当ブログの内容を書く人多数。設問をよく読むように。

てきとーまとめ

・単位、指標系 総合2015、環境2011、総合2016
・全ての資料を読む問題 総合2013、総合2012、(総合2014、環境2014、総合2016)
・構成力を試される問題 環境2016、環境2015、環境2014、環境2013
・バランスがとれた問題 総合2011、環境2012、総合2014

番外編:試験直前に読みたい資料

・総合政策学部2010 資料文1
・総合政策学部2007 資料文1〜3
・総合政策学部2011 設問文

Q 書き出しは1マスあけるんですか

Q 書き出しは1マスあけるんですか

いろぴょん

SFC小論文の書き出しは1マスあけた方がよいのでしょうか。いろいろな意見があって混乱しています。

A パラグラフを作るならあける。そうでなければあけない。

ありがとう、いろぴょんです。いろばーば、とか、ゆばーばより全然マシです。

A:こだわる必要はないです。
パラグラフを作るならば、1マスあければいいし、作らないならあけなくてもいいです。1パラグラフだけの場合は、「あけない」をおすすめしますが、採点上差がつくことはないでしょう。

お前なんかに言われたくないもんねー。

さて、SFCの過去問をお持ちの方はぜひ見てみましょう。

2016年度 総合政策学部の問題文を。
①国際比較
資料1は、…(中略)

②職業の世代間移動
資料3は、…(中略)

③高齢化
 資料5は、…(中略)総合政策学部2016年度 総合政策学部 問題文より
あれれ、おかしいぞ〜と死神小学生ばりに思いますよね。哀ちゃんバージョンもありますよね、そういえば。

少なくとも③高齢化の「資料5は、」の前をあけるのであれば、「資料1は、…」「資料3は、…」の前をあける必要がありますよね。あるいは、その逆で、「資料5は、」の前の1マスを削除する必要がありますよね。この年度は、問題修正は入っていません。

つまり、「正直、どちらでもいい」というのがここから推測される採点上の事実です。問題作成に、受験生よりも時間をかけられるSFCの先生がこういう「明らかなミス」をしているのだから、こんなところで差がつくはずがないのです。だから、SFC小論文の場合は「こだわる必要がない」のです。

1マスあけは読み手への愛情です。

パラグラフの1マス目をあけるのは、

・パラグラフのはじまりがわかるようにするため

です。パラグラフを作るのは、論理構成を明確にし、読み手が文章を読みやすくするためです。だから、「パラグラフ」がある場合だけは、1マスあけすればいいのです。逆に、「パラグラフがない=1パラグラフだけ」の場合は、1マスあけしなくともかまわないのです。

機械的に決めるとしたら

もし、これを機械的に決めるとしたら、例えば、500文字以上の場合は、1マスあける、などとマイルールを決めればいいのです。500文字以上の場合は、通常2パラグラフぐらい作った方が読みやすくなります。400文字ならば、ケースバイケースでしょうし、200文字ならば普通はパラグラフは作りません。(作ってもかまいません。必要があれば。)

もし、マイルールを作るのであれば、私ならば500文字以上なら2パラグラフ作る、とでもするでしょうか。

あんまり思い悩まないでね

そもそも、SFCは小論文と学科試験で結果が決まる入試です。それなのに、1マス目をあけるかどうか、というくだらないことで、合否に大きく差が出るような採点をすると思いますか?それだったら、注意力を確認できるような他の入試にした方がよほど正確です。

1マスあける、あけない、なんてのは重要なことではないのです。気にせず、中身をみがきましょう!

Q 英語の過去問は、いつぐらいからはじめればいいですか?

Q 英語の過去問は、いつぐらいからはじめればいいですか?

いろゆばーば こんばんわ。

自分は、いま英語の成績がそんなによくありません。予備校の先生に相談したところ、まだSFC英語に手を出すのは早いと言われました。自分としては、早くSFCの過去問に着手しないと不安です。いつごろから着手すればよいのでしょうか。
ツイッターのDMより

A 現在の到達レベルが低いのであれば、過去問は傾向を知る程度にやればいいです。

こんばんわ。いろゆばーばです。著作権の関係でリンクだけにとどめますが、ひどくないっすか。

A:現在の英語のレベルがそんなに高くないのであれば、英語力全体をあげるのが先決です。だから、過去問は、レベル感を知るために用いればよいです。

合否を決めるのは、根本的な英語力です。だから英語力をあげるのが先決です

SFCにせよ、他大にせよ、難関大になればなるほど、「本質的な英語力」が重要になります。「本質的な英語力」とは、問題形式によらず一定の点数をとれるだけの英語力をさします。確かに、英作文がある大学では英作文を、整序問題が出題される大学であれば整序問題の対策をした方がいいです。けれども、本来的に言えば、こうした設問は、その種類に関係なく受験者の英語のレベルを確認されるために出題されるものです。東京一工を受験する受験生は、滑り止めとして早慶を選んだとしても、そこまで躍起になって対策しなくても合格する人が多いです。それは、「問題形式によらず、得点をとれるだけの英語力」があるからです。そして、どの大学も難関大であればあるほど、「本質的な英語力」を問おうとします。

いくら、SFCの過去問を10年分解いて答えを覚えても偏差値50レベルの英語力ではお話になりません。それよりは、偏差値60レベルの英語力で受験までに1度もSFCの過去問を解いたことがない人の方がSFCに合格する確率は高いです(さすがに空欄補充問題と読解問題しか出題されない、という傾向だけは知っておきましょう笑)。偏差値70の人でも落ちることがあるSFCですが、それは「偏差値70以上ないと合格しない」ということを意味しません。(コンスタントに)偏差値70をとる人の方が、SFC対策だけをし続けた偏差値60の人より合格率は高くなるでしょう。地力が違いますから。

過去問はなんのためにやるの?

・出題形式を知り、戦略を練るため
・現在の実力を確認するため
・周囲と差がつかないような知識を入手するため

出題形式を知り、戦略を練るため

SFC英語で合格最低点をコンスタントにとるためには最低限の文法知識は必須です。一方で、SFCの試験前日に文法問題をひたすら復習するのはバカです。もちろん、前日に英作文の勉強をするのも、傾向がいきなり変わったりしない限りはほとんど無意味でしょう。こうした学習上の戦略を立てるために、過去問を解いておくことは重要です。でもね、

・大問は3問
・大問1:1000words、大問2:1000 words、大問3:2000 wordsレベル(設問含む)
・大問1・2:内容補充問題10問、読解問題5問ずつ
 大問3:内容補充問題20問、読解問題10問
・時間は2時間
・内容補充問題は文法よりも、語彙・イディオムの方が多く出題される

これぐらい知っていれば十分です。また、超長文問題であるため、2時間の時間をどう使うか、という戦略を事前に練るための素材として何問か解いておけばいいでしょう。

現在の実力を確認するため

もし、初見(に近い)の問題であれば、それをつかって実力確認をすることができます。だいたいどの年度も3-4配点、あるいは、2-6配点で計算して、6割を越えれば、合格最低点は超えたと思ってください。もちろん、年度によるブレもありますので、6割を下回ったとしても気にすることはないです。

注意してほしいのは、「現在の実力確認」自体は、「あなた自身の英語能力をなんら向上させるものではない」ということです。もちろん、現在地を知れば、目指す地点との差がわかりやすいので勉強計画を立てやすいです。だけど、現在地を知らなかったとしても、ゴールさえ常に見えていれば、(山を超え、谷を超えて、)必ずそこにたどり着けます。

もし現在の英語力が低いのであれば、先に中間地点である本質的な英語力をあげることに時間をつかいましょう。本質的な英語力な英語力は、過去問のように不要な問題がたくさん入っているものではなく、必要なことがたくさん詰まっている参考書などで身につきます。わざわざ非効率な過去問を解いて、覚えなくてもいい問題まで覚える必要はないのです。

周囲と差がつかないような知識を入手するため

得点に影響するとしたらこれだけですね。本命の人の多くは過去問を解いてきます。だから、よく出る英単語のみならず、過去問に出てくるマニアックな英単語も覚えてくる可能性があります。もし、仮に今年も同じマニアックな英単語が出てきた場合、過去問対策をしてきている人の方が有利です。それを覚えて、横並びになるために、過去問のマニアックな英単語を覚えましょう。

でもね…、これって所詮「本質的な英語力」を身につけてから先の話です。「本質的な英語力がある」けれども「過去問対策をしていない人」と「本質的な英語力はない」けれども「過去問対策をしている人」では前者の方が合格率が高いです。もし、高確率で合格したければ、「本質的な英語力」を身につけることを優先しましょう。今の時期ん「本質的な英語力」が身についていないならば、「本質的な英語力」を身につけることが優先になります。

終わりに

過去問を解いていようが、解いていますが、受かる人は受かるし、落ちる人は落ちます。「過去問を解いていることによる安心感」あるいは「たまたま過去問に出てきた英単語を知っているラッキーイベント」により合格率は上がりますが、それは「本質的な英語力」に勝るものではありません。

まだそんなに英語力がないのであれば、先に本質的な英語力を身につけてください。それでは。