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2018年08月

2018/9/2(日) 10:00-17:00 まで無料個別相談会@神田を行います!

ようやく、スケジュールに余裕ができたので、9/2(日)に個別相談会を実施します。

個別相談会の概要です!

日時:2018年9月2日(日) 10:00-17:00(それ以外の時間帯でも検討します!)
場所:いろは塾@神田駅徒歩4分(いろは塾の雰囲気)
内容:SFC入試関連ならなんでもOK
 1:SFC入試
 2:勉強計画
 3:いろは塾の概要
 4:いま悩んでること
etc
※もちろん無料

お申し込み

【ご連絡事項】
・お名前(HNやニックネームでもいいですよ)
・ご希望時間
・ご同行者
・ご相談内容(なくてもOK)

【ご連絡先】
Twitter:@IrohaForCom のDM
or
Email:kadoya0168[at]gmail.com
※メールは送付時に[at]を@に変更してください。

よくある質問

Q1:質問内容はなんでもいいの?

答えられる限りはなんでもお答えしています。お話の流れ次第では、深い内容になって「人生で何をやりたい」とかそういう話になる人もいますし、いつの間にか恋愛相談になってたりします。その人次第!

人に話すだけでもスッキリしますよ。よくうちに通っている人も、私をキャッチボールの壁当てがわりに使っています笑。

Q2:保護者と同伴でもいいですか?

もちろんですよ。保護者の方と話が盛り上がったりすることもよくあります。
これまでは…

・お父さん・お母さんと…
・家族全員で…
・友達と…
・恋人と…(ちょっとびっくりした。ボディーガードかな。)

などなど。ぜひ、他にもおもしろい組み合わせできてみてください。

※大変申し訳ないですが、ペット同伴のみご遠慮しております。

Q3:現役ですが問題ないですか…?

よくご質問いただきますが、全く問題ないです。

・現役
・1浪
・2浪
・3浪
・それ以上
・仮面浪人
・社会人入試

どんな方とでもお会いしていますし、リピーター(笑)になった方もいらっしゃいます。

その他ご質問があればぜひぜひ聞いてくださいね

いろんなご質問があるかと思いますので、ご質問があればメールやTwitterのDMで聞いてみてくださいね!

いろは塾(小論文)後期講義 あと2人募集します!

大変お待たせしました!いろは塾(後期)小論文の日程をご連絡します!

いろは塾(後期)実施日程

#日にち曜日内容タイプ
12018年9月9日環境情報2012A
29月16日問題発見・解決の基本(1)B
39月23日総合政策2011A
49月30日問題発見・解決の基本(2)B
510月7日環境情報2008A
610月14日リーダーシップと実行力B
710月21日総合政策2007A
810月28日論点を定めて考えるB
911月3日環境情報2011A
1011月11日数字を用いて状況を判断するB
1111月17日総合政策2010A
1211月25日因果関係を分析するB
※なお、講義内容などは随時変更する可能性がございます。

内容

講義詳細

タイプAの過去問演習とタイプBの講義&演習がセットとなっています。

タイプA

過去問演習(1回目)を中心に行います。

13:00-13:30 過去問に関するポイント講義
13:35-15:35 過去問演習
15:45-17:00 過去問解説&採点演習

なお、チェックシートを持ち帰り、各自宿題として2回目の過去問演習を行います。

タイプB

前回やった過去問で多くの人がミスしたポイントを中心に演習を行います。

13:00-14:30 過去問ブラッシュアップ講義
14:30-15:50 過去問のブラッシュアップ演習
16:00-17:00 読解演習

タイプAの講義でやった過去問の添削結果はここで返却します。この返却結果と講義結果を合わせて、宿題で3回目の過去問演習を行います。

実施日時

各回 13:00-17:00

費用

各回10,800円(税込)

実施場所

JR神田駅北口から徒歩4分

演習チェックシートとレーダーチャート

いろは塾では、夏期講習以降、各人の適性&能力を過去問チェックシートとレーダーチャートを用いて、学習方法の指針を示します。

過去問チェックシート

過去問は、設問毎に「適性」と「そのためのチェック項目」が示されており、どの質問がどのような意図で作られているか推測できます。
設問発見解決適性チェック項目素点
問1発見創造発想A「解決を試みようとする課題」、「発見しようとしていること」は記載されているか。01-
自思力B「解決を試みようとする課題」、「発券しようとしていること」は自分視点を含み、充分な具体性を持ち、記載されているか。012
添削A:論理構成も申し分なく、適切に書けている。この調子で!
B:1つ目の例のサッカーに関する自分の経験はAさんしか書けない答案で自主的な思考力を発揮できています。でも、後半のインターネットに関する内容は、単に一般的に知られている内容を用いただけ字数合わせ的内容です。2つ目もこの課題に合わせた内容に変えましょう。
なお、これは「設問に合わせて書く力を養うため」の年内に用いるチェックシートです。より本番に合わせた採点を行うと、「設問に合わせていなくても、まぐれで得点が上がる」場合があるため、後期ではそうした「まぐれ」の高得点が出ない形で演習を行います。

能力適性レーダーチャート

AさんBさんCさん
AさんBさんCさん
・全般に演習不足
・チェックシートを確認し、
 よい答案を書く練習を。
・創造発想力が弱い
・自主的な思考力も弱い
・苦手な問題を中心に復習
・全般にバランスがよい。
・この調子で学習を。
・数的判断力は補強を。
上の採点チェックシートから抽出し、各人の能力適性を表します。後期講習では、演習(1回目)→宿題(採点チェック入手後の2回目)→宿題(1回目の添削結果を参考にした3回目)と3度の過去問演習を行います。同じ小論文を3度同じ採点基準で採点することで、自分の上達度合いがわかります。

適宜アップデートしてみなさまにお配りする予定です。

お申し込み

現在、前期講習受講者の方以外に合計2名合計4名(基本先着順)の受講を募集しています。ご興味がある方は、

Twitter:@IrohaForComのDMまで
または
Email:kadoya0168[at]gmail.com まで
※[at]を@に置き換えてメールをお送りください。

[1]お名前
[2]Eメールアドレス
の2つをご連絡ください。

いろは塾(小論文) 夏期講習【過去問徹底演習:両学部×5年度分】残席わずかです。

いろは塾(小論文)夏期講習は、

・慶應SFC小論文の過去問を一気に解く
・慣れている人も慣れている人も設問の見方を身につける
・とにかくSFCにきちんと対策をして合格したい人

ような講義です。昨年も一昨年も、本番入試や模試でよい結果を残している方の多くはこの夏期講習を受講していました。

日程

8月17日(金) 13:00-17:00 環境情報 2014年 終了
8月18日(土) 13:00-17:00 総合政策 2014年 終了
8月21日(火) 13:00-17:00 環境情報 2015年 終了
8月22日(水) 13:00-17:00 環境情報 2016年 終了
8月23日(木) 13:00-17:00 環境情報 2017年 終了

8月24日(金) 13:00-17:00 環境情報 2018年 あとおふたり
8月27日(月) 13:00-17:00 総合政策 2015年 あとおひとり
8月28日(火) 13:00-17:00 総合政策 2016年 満員御礼
8月29日(水) 13:00-17:00 総合政策 2017年 満員御礼
8月30日(木) 13:00-17:00 総合政策 2018年 満員御礼
 ※進度は目安です。全体の理解度に合わせてすすみます。

費用

1回あたり 10,800円(税込)
なお、9回目以降受講の場合は、9回目・10回目は無料です。

場所

いろは塾 in 神田@駅から徒歩4分(詳細は、受講者のみにご連絡)

お申し込み

ツイッター:@IrohaForCom のDM
or
E-mail:kadoya0168[at]gmail.com ([at]を@に変更ください)

募集人員は先着11人です。(11人いる!

内容と添削

いろは塾の添削は、

各年度の答案について、
・問題発見・解決
・能力適性
の2角度から採点基準を抽出し、チェックシートを作成し、そのチェックシートに合わせて採点していきます。

これらの採点基準は、(SFCではない)大学の先生や企業の人事、採用コンサルタントと検討(私自身もしょうろんやいろは塾としての活動だけでなく同様の仕事も行なっています)しながら作成しています。

これは、自己採点しやすいように作成した簡易版ですが、2018年度総合政策学部のチェックシートです。(夏期講習では、この採点基準をもう少し細かくしたものを用いて採点します。)
問題発見解決能力適性記号チェック項目素点
問1問題
発見
数的
判断力
A計算結果は正しいか。(正答数が1つ以下…0点、2つ・3つ…1点、4つ…2点)
 決選投票付き多数決:DABCE
 逐次消去法    :CEDBA
 ペアごとの多数決 :ABCDE
 順位評点法    :BACDE
(  )点
/2点
問2問題
構造化
論理力
構想力
B問1の計算結果を基に、各ルール間の共通点や相違点を見つけ出してグループ化の基準を定め、グループに分類できたか(単に二つのグループに分けているのであれば1点、三つ以上のグループに分けていれば2点)(  )点
/2点
表現力Cベン図やツリー図などを用い、問2のグループとそのグループ化の基準の両方が明確に図示されているか。(1点にするか、2点にするかはフィーリングで決めてOK)(  )点
/2点
問3問題
発見
自主的な
思考力
D「党首選のあるべき姿」を踏まえ(+1点)た上で、「どのような選び方が望ましいか」を記載(+1点)しているか。(  )点
/2点
論理力E資料1〜6に記載されている内容を考慮して(引用されていなくとも、「へんな結果」などを加味していればよい)、ルール間の順位付けを行なえているか。(1点にするか、2点にするかはフィーリングで決めてOK)(  )点
/2点
数的
判断力
F各ルールの計算方法と、現実世界での順位決定方法の関係性を意識した答案となっているか。(1点にするか、2点にするかはフィーリングで決めてOK)(  )点
/2点
構想力G問3で作成した相対的な順位は、問2のグループから見て、不自然な点はないか。(1点にするか、2点にするかはフィーリングで決めてOK)(  )点
/2点
問4問題発見発想力Hあなたの過去の知識や経験から、複数人で共同で順位を決定する場面を選び(+1点)、その順位付けルールを、設問や資料1〜6に合わせて整理し(+1点)、両方を答案に記載できているか。(  )点
/2点
自主的な
思考力
Iあなたが「興味深い」と感じた理由について「その事例におけるあるべき価値判断基準」(+1点)と「複数人での順位付けルール」(+1点)の2点に整理して記載できているか。(  )点
/2点
また、(多くは設問ごとに)個別のコメントを学習の参考につけています。

内容は概ね、2時間の演習と1時間半の解説からなります。1時間半の解説で足りない問題もたくさんありますので、それは後期の講習などで随時説明します。

ぜひ、お申し込みください!

SFCへの志望理由ってこんなんでもいいの?

自分にとって今自分に自信をつける方法がSFCに合格することしかありません。SFCで絶対にこれを勉強したいとかっていうのはないのですが、どうしてもここに合格しなければ満足して次のステップに進める気がしません。こんな理由でも志望動機になるんでしょうか?
ツイッター質問箱より

A:とても難しい質問だけど、きっと「いい」と思います。

この質問者様のご質問には、とても感じいってしまいました。

私のことをご存知の方は、私は現役の時に一度、R大学の理工学部に入学して、秋には退学して、再受験をしたことをご存知だと思います。プライドや後悔などがあったからこそ再受験しました。幸い、私は1浪カウントで合格できましたが、合格してからもしばらくは、「私は、もっと情報がしっかりとある高校に通っていたら現役で受かっていたに違いない!」という捻じ曲がったプライドを持っていました。

だからこそ、ご質問者さまの、今の気持ち、そして、その後の気持ちの行く先も、少しだけわかるような気がします。

大学受験はその人の「能力」を測るものではない。だけど、背中を押してくれたりはする。

大学受験は能力を測る試験ではなく、個々人のその大学に対する「適性」を測るものです。採用活動などで大学生や転職者を評価する側になって、自分はなんども「とても優秀な人」に対してお祈り(不採用)してきました。

「読売ジャイアンツ」に「阪神」に合った選手がきても活躍できないからです。

だから、大学受験の不合格、特にSFCの不合格なんていうのは、能力とは何も関係のない適性で決まっている分、そんなに気にする必要はありません。

ただ、それでも「SFC合格」で前に進めるのであれば、挑戦してみるべきだと思います。私が、コーチしてきたビジネスパーソンや就活生にも「他の人から見たら、本当にたわいもないこと」が足かせになっている人がたくさんいました。ある人は、その「足かせ」が「本当は足かせではない」ということに気づくために、その「足かせ」に向き合いましたし、別の人は「その足かせを乗り越えること」で「足かせ」を外しました。

ご質問者様の場合は、「SFC入試」が「足かせ」であり、「乗り越える」という選択をしようとしていることになります。その場合、一番大事なのは、「これから乗り越えるぞ」と決めてしまうこと、です。周囲には「そんなの「足かせ」じゃないよ、前に向かって行くべきだよ」という人もいるでしょうし、それもまた真実です。ただ、この場合は自分の納得のいく真実を選ぶ必要があります。「合格するぞ!」と決めてしまいましょう。

もし困るとしたら…「やりたいこと」に関する発想力について

もし、ご質問者様が、入試の際に周囲と比べて不利になるとしたら、それは「発想力」です。

SFCでやりたいことがある人は、その分野に関しての莫大な知識があり、そこから出てくる発想力には目を見張るものがあります。以前、私が教えた子で特徴的だった子は、アニメオタクなのでどんなネタでも必ずアニメに絡めて書いて、本番試験もアニメの作画崩壊について書いて合格しました。

ご質問者様のモチベーションが「リベンジ」だった場合、こういう発想力に乏しければ、もしかしたらその点で負けてしまうかもしれません…。

終わりに:いずれにせよ応援します!

いろんなモチベーションがあるとは思いますが、合格してから考えればいいですし、今は合格に向けて邁進しましょう!

これから本格的に受験勉強をはじめて合格できる?

これもこの時期からよく聞くご質問です。
偏差値50の高校に通っている高3です。やっと部活が終わりこれから本格的に受験勉強を始めるのですが、今の時期から始めてSFCに合格した人はいるんでしょうか?また、可能なのでしょうか?今まで部活一本でやってきて、勉強は全くしてきませんでした。今の学力は単語も文法も全くできず、偏差値40〜50ほどだと思います。小論もやったことありません。
ツイッターの質問箱から

A:諦める必要は全くないですが、確実に実力がアップするというにはギリギリの時期です。

こんにちは。

あきらめる必要は全くないです!だけど、今から勉強を開始して万人が確実に合格できる勉強法があるとは言い難いので、自学に頼らず、信頼できる先生の元で、気を抜かずにできるだけきちんと対策しましょう。

というのがお答えになります。

英語の学習理論や読解力向上研究では、学力がはっきりと向上すると言えるためには、数ヶ月では短く、半年ぐらいは経過を観察したい、としているものが多いです。だから、今からだと8・9・10・11・12・1・2と約6ヶ月なので「ちょうどギリギリ」ぐらいです。

でも、これは「6ヶ月では合格しない」という意味ではなく、「個人差を相当無視して、相当割合の人の成績があがると言える」のが「6ヶ月」という期間であり、個人差や勉強時間の長さ・勉強法の相性を加味(研究では通常、週に1時間…長くても、1日に1、2時間の勉強時間などとする場合が多いので)すれば、「まだきちんと間に合うから、しっかりと勉強すべき」という時期です。

ただ、3ヶ月で慶應合格・1ヶ月で慶應SFC合格みたいな勉強法を教えている人が、「他の学部ならば無理だけど、いまならまだ慶應SFCなら間に合うよ。」とよく言います。あれはウソだと断言できます。信用しないようにしましょう。研究論文と同じように精密に分析して、結果が出るわけがありません。単に、「その教え方をした人の中でたまたま合格者が出た」にすぎません。もしそれが研究ではっきりとわかるほど有意に結果が出るのであれば、その勉強法を教えている人は、一気にアメリカのアイビーリーグで教授になれるレベルです。

また、私が過去教えた子の中でも、同じぐらいの成績で、夏ぐらいから断続的にいろは塾にきて(新幹線通学だったので毎週ではなかったです。)、きちんと合格した人もいますので、決して不可能だとは思いません(これも「たまたま」かもしれませんが…)。

もし、あなたが私立文系で、科目を絞るとしたら、英語・現代文・小論文に絞りましょう

もし、今年はSFCに挑戦するだけでいい、というのであれば、英語・現代文・小論文に絞りましょう。私が教えている限りにおいて、習得に時間がかかるのは小論文ではなく、「論理的に読む」という現代文的な能力です。だから、英語と現代文に関してはできるだけよい先生について勉強しましょう。小論文を「書く」だけであれば、1・2ヶ月は放置してもまだ間に合うと思います。(そのあとに、よい先生に教えてもらえる、という前提付きで。)

そして併願校に英語・現代文・小論文で受けられるところを選びましょう。もちろん、社会系が得意だったり、古文が得意だったとしたら、選択肢はグッと増えますよね。

終わりに

先ほどのエントリーでも書いたのですが、模試でA判定続出&冊子に名前掲載みたいな人でも、大学入試では失敗することもあります。

ただし、逆にいえば、実力をちゃんとあげれば、ギリギリでの逆転合格もありうるわけです。「今から間に合う」ではなく、「今から間に合わせる」つもりで勉強すれば、良い結果が出る確率はグンとアップします!

それでは。がんばってくださいね!

SFC合格者は過去問って何十年分もやっているか?

今年、面談で悩まされた質問ですが、今回質問箱でもいただいたのでこちらでもお答えします。
sfc合格者は過去問って何十年分もやってますよね。

A:いいえ。もっと少なくても合格する人はたくさんいます。

「合格者あるいは小論文が高得点であった人が、過去問を何十年分もやり込んでいた人ばかりである」という命題が偽であるのはあきらかでしょう。少しでも合格者のことを知っていれば間違いである、というのはわかります。

現在、複数の予備校で「SFC小論文は過去問を20年度分は解くべき」という教え方がなされているそうです。今年、面談を受けた中で圧倒的に多かった質問はこれでした(びっくりしました)。実際のところ、過去問を20年度分を解いたからといって特段合格率が高かったわけではないようです。20年度分も勉強したのに、合格しなかったのだから、「これ以上、何を勉強すればよいのかがわからない」と悩んでる人が多い印象で、去年のしょうろんの過去問解説をみて、「こういうまともな教え方を受けたことがない」という意見もちらほら聞きました。

また、ちょっとした算数の計算をすれば、過去問を20年度分を解くべき、という意見にはかなりの無理があることがわかります。

過去問20年度分×両学部=40回分
4月頭から12月末までの日数=275日…39.3週間

という計算になり、4月の頭から毎週過去問を1問ずつ解いていったとしても20年度分を終わらせるのにほぼ9か月かかります。実際には1回の過去問を解いて、添削して、復習して…というプロセスが必要なので、2回解こうと思ったら週に最低10時間はSFCの過去問をやり続けなければならないことになり、非現実的なレベルになります。SFC完全に専願で他大を受けない人ならばともかく、他の大学を受ける人ならば、ここまでSFC小論文に時間をかけることはできません。

もし、最初にいただいたご質問にたいして「Yes」と答えるとしたら、SFCの受験者は完全な専願がほとんどだ、ということになりますが、そんなことはないのはみなさまご存知の通りです。

SFC不合格者に欠けているもの

私が面談などをしたり、講義で教えている限り、以下の3つがしばしば欠けています。

1:読解力…資料を論理的に読み取る力

予備校の基礎レベル講座の弊害だと思うのですが、「論理的に読む」ことができずに、しばしば段落の頭だけをつなげたり、自分が重要と思った部分や理解できる部分のみを繋げた読解をする人が多いです。

残念ながら、SFC小論文でコンスタントに高得点を狙うためには、「論理的に読む」力は必須です。

2:構成力…文章同士をつなげる力

しばしば、予備校で「これが小論文の型だ」という教え方をされて、それ通りに書く人がいます。「型」は使いどころを間違えなければ強力な武器になりますが、使いどころが合わなければ全くのゼロ点になります。「これが世界標準の論文形式だからこれに従え」という教え方をする人がいますが、「世界標準の論文形式」はほとんど存在しません。正確には…

Chicago…歴史を主とした人文系
MLA…語学を主とした人文系
APA…心理学を主とした社会系
CSE…生物系の自然科学系
AMA…医学系
NLM…医学・生物学系
iEEE…電気通信などの工学系
…まだまだありますが省略。

引用の仕方ですら、ここまで亜種があります。

また、これらの各学会が別途基本フォーマットを定めていることもあります。(iEEEだけで、journalごとにこれだけあります。APAだと研究手法別に質的量的混合と章立ての構成が指定されています。)受験生が、複数いる採点者の専門分野を把握し、それに合わせて書くのは不可能です。

受験生が「論理的に文章を組み合わせる力」を身につければ、採点者は得点をくれるのにも関わらず、「論理的に構成する」事を教えられないのか、フォーマットを教えれば受験生が新しいことを学んだ気になるからか、はわかりませんが、フォーマットを教えることが主流です。そして、そのフォーマットを権威づけるために、「世界標準のフォーマットはこれだ!」などというのです。

論理的に考える技術を身に付けるのは確かに難しいです。例えば、東大(記事作成当時)の中原淳先生は「ロジカルシンキング(論理的思考)を「鍛える」ための4つのポイント!?」の中で論理的に考えることを「鍛える」ことの難しさを語っています。ただ、そこを抜かして、安易にフォーマットを教えていれば、確かに合格はおぼつかないでしょう。

発想力…出題にあったアイディアをまとめる力

出題文には、どのようなアイディアを書くべきかというヒントが隠れていることが多いです。それを無視して、

・ITやIoT
・学際的に複数の分野を組み合わせる
・NPOやNGOなどの民間の活用

をただただ書く人がいます。それは単なる設問無視であり、論理性の欠如を意味します。ひどい場合には、IoTはもう古い、いまはドローンを書かなければ落ちる、という教え方をされた、ということを聞いたことがあります。

SFCが小論文に求めている発想力はもっと基本的な発想力です。そうでなければ、多様なアイディアを書いているのにみんな合格している、という状況は起こりえません。安易に機械的な発想をしている答案が評価されるわけではないでしょう。

終わりに

受験生のみなさまは、特にSFC小論文は対策のしかたが不明なので、混乱すると思います。ただ、誤解を恐れずに言えば、受験なんて水物です。SFCでなくとも模試では連戦連勝(A判定や冊子掲載続出)の方が本番試験で不合格であった、という例は枚挙に遑がありません。

しかし、SFCの先生は、オープンキャンパスやORFなどで既存予備校の模範解答のレベルの低さや、フォーマットで書くことの無意味さをすでに語っています。そんなものに頼るよりも、根本的な論理力・発想力・読解力・構想力を身につけて本番試験に臨むようにしましょう。

やておき500が終わったら、やておき700?それとも過去問?

やておき500が終わったら、やておき700?それとも過去問?

A:ケース・バイ・ケースです。

この質問のお答えはなかなか難しいです。私がお伝えしていることを、表面的にとらえないでいただけるとうれしいです。

まず英文解釈が一通り終わった段階では、まだ「得点力」がありません。その得点力を身につけるために、「英語長文」の学習をする必要があります。そのための参考書の1つとして、やておき500ぐらいをやってみたら?と言っているだけで、できるのであれば、本人の能力レベルにあっていれば300でも、700でもかまいません。

英語長文問題の典型的問題に慣れる

この目的を達成していなければ、やておき300にダウングレードしてもいいですし、やておき500をもう1周すればいいんです。

もし「英語長文問題の典型的問題に慣れ」たら…

過去問を知らなければ過去問を解いてみる

SFCの英語の問題は、かなり難しいです。ただ、「どれぐらい難しいのか」を問題を解いてみることで体験して見ましょう。このフェーズではせいぜい両学部2年度分ぐらいで十分です。
英語の実力がつけばつくほどSFC英語の難しさがわかる
このような意味のつぶやきをツイッターでみたことがあります。まさしくその通りだと思います。やておき500が終われば、「敵の強さ」がわかるレベルだと思います。強さのレベルを測って見ましょう。

「長い文章」に慣れる:Graded Readerを読む

大学受験のみを視野に入れた英語勉強法だとほとんど出てこない発想なのですが、Graded Readerを読むのは英語長文を読むのに重要です。目安としては10冊〜20冊読むといいでしょう。Graded Readerとは、「初学者〜中級者向けに単語が調整された英語のみで構成された本」です。

オススメは、Cambridge English Readersシリーズです。単語レベルに比較してワード数が多いのが特徴です。だいたいレベル2ぐらいから数冊ずつ読んでいけばいいでしょう。

レベル2 語数制限800語 英検3級レベル

このレベルは余裕のはずですが、このレベルの内容でも1冊あたり8,000ワードを超えるものを読むのは骨が折れます。けれどもこういう経験を経ることで超長文を読む体力がつきます。レベル3と合わせて、1、2冊読めば十分です。

レベル3 語数制限1,300語 英検準2級レベル

14,000ワードぐらいの長文です。単語レベルは余裕でしょうね。

レベル4 語数制限1,900語 英検2級レベル

ここをメインに3、4冊読むといいでしょう。単語レベルはだいたい高校授業レベルです。18,000ワードレベルですので1冊でSFC英語の過去問2年分ぐらいのワード数があります。

レベル5 語数制限2,800語 英検準1級レベル

このレベルは、手を出してもいいですし、手を出さなくてもいいです。1冊あたり22,000ワードはあります。

レベル6 語数制限3,800語以上 英検1級レベル

1冊あたり28,000ワードぐらいあります。

英文の中で語彙力を増やす

英単語力は大人しく多読によって身につけていきましょう。

1:リンガメタリカ→アカデミック
2:速読英単語→アカデミック
3:リンガメタリカ→TOEFL英単語

左2冊のうちどちらかをやってから、右3冊のうちどれかに手を出せばいいです。左2冊は必須レベル、それができたら右3冊に手を出す、ぐらいの考え方で十分です。

速読・速聴英単語を基礎から進めて行く、というのもおすすめ。

「長文力」をあげていく

SFC英語に関していえば、大学受験の参考書よりも、TOEFLリーディングの参考書の方がおすすめ。この2冊ぐらいをやってから、過去問を解くとずいぶん違うはずです。

さらに「英文解釈」を極める

構文が難しい英文に触れ続ければ、その分長文中の英文を読むのも楽になります。

このレベルの参考書になると、「自分に合うものを見極める」ことができない人は手を出さない方がいいと思います。ちなみに、右に行けば行くほどマニア度が増し、手をつけなくてもよいレベルになっていきます笑。

終わりに

やておき500を終えてからの勉強のしかたってけっこう難しいですよね。勉強の指針を設定するお役に立てればうれしいです。

予備校で習った要約の仕方に関するご質問

目次書きについてです。 例えば、

主張
説明1
説明1①(詳述)
説明1②(詳述)
説明1③(詳述)

説明2
説明2①(詳述)
説明2②(詳述)
説明2③(詳述)

説明3
説明3①(詳述)
説明3②(詳述)
説明3③(詳述)

という文があったとして 全体要約をする場合、今日の授業で予備校では、

「主張-説明1、説明2、説明3」

の順でかけと言われたのですが、それだと目次を書いた文になると思います。 それよりも

主張-説明1①、説明2③、説明3①

みたいに説明の詳述から主張を構成する流れが自然になる文を書いた方がいい気がするのですが どっちがいいのでしょうか?
引き続き、しょうろんの質問箱にいただいたご質問です。

・予備校の先生が、苦肉の作として、かなり省略した説明をしたのか。
・ご質問をしてくださった方の理解が浅かったのか。
・そもそも予備校の先生が、きちんとした要約を理解していないのか。

のいずれかだと思います。

A:直接的な答えは「正しく論理的に書けていればどんな書き方でも問題はない。」です。

まず、前提として、以下をご理解ください。「もし、要約前の文章が正しくパラグラフ・ライティングされている文章であれば、予備校の先生の指導は「パラグラフ・ライティングを用いた要約の書き方としては正しい」

しかし、「世の中の文章はそこまできれいにパラグラフ・ライティングされているわけではない」というのもまた事実です。

もし、本当に、

主張
説明1
説明1①(詳述)
説明1②(詳述)
説明1③(詳述)

説明2
説明2①(詳述)
説明2②(詳述)
説明2③(詳述)

説明3
説明3①(詳述)
説明3②(詳述)
説明3③(詳述)

というレベルまで、きちんとパラグラフ・ライティングされていれば、単に

主張
説明1
説明2
説明3

と書けば、要約が書けます。というよりも、そのようにパラグラフを構成するのが、パラグラフ・ライティングです。

現実の文章は全てがきれいにパラグラフ・ライティングされているわけではない。

しかし、実際の「生」の文章が上のような構成になっていることはありません。誤解を恐れずに言えば、「皆無」といってよいでしょう。したがって、正しくパラグラフ・ライティングされていない文章を、要約するためには、

主張
説明1
説明2
説明3

というルールは使えません。

仮に、運よくパラグラフ・ライティングのルールのうち、1段落1主張というルールが守られていれば、

主張
説明1①
説明2③
説明3①

という答案は十分にありえます。

もし、パラグラフ・ライティングのルールのうち、1段落1主張というルールが守られていなければ、

主張
説明2①
説明2②
説明3③

という構成もありえます。

また指定字数が少なければ、

主張

という構成もありえます。

きちんと筋道が立っていれば、抜き出し方は関係ないのです。先生が解説されたのは、本当に幸運なモデル的文章の場合のみです。ぜひ、自分で立論する力をつけましょう。

おまけ:構成力=自分で立論する力

SFC小論文では、あまり普通の要約は出ないので自分で立論する力が必要です。それを私は「SFCの要約」と読んで、みっちり教えています。筆者のつかっている情報を用いて、新たに問いにあった答えを構築する作業です。

冒頭で「予備校で教えてくれる方法」として紹介している方法は、「他人の論理構成を利用して自分で立論したかに見せかける方法」なので、あまり参考になりません。SFCの小論文は、「構成力」が必要なので、「自分で立論する勉強」をしなければならないのです。

要約で比較を書くか書かないか。

一部の予備校の小論文の先生は、査読付き論文の1つも書いたことはありません…。そういう先生は、大学の先生の採点基準がわかるわけないので、講義の内容は話半分に聞いた方がいいと思います。

要約で比較を書くか書かないか。例えば 「日本人は〜だ。また外国では〜である。日本は〜すべきなのだ。」 のような文が来た場合、 設問に「比較せよ」とある場合とない場合の書き方について聞きたいです。
ある場合はそれなりに比較に必要な要素を示して2つの立場で書いていくと思うのですが、ない場合は比較対象を書く必要があるのでしょうか?日本について書けばそれでいいのでしょうか?
今日予備校で聞いたら比較対象が書かれているかどうかも採点基準になるから絶対書くべきだ。 と言われたのですが、要約に比較を書くと主張がぼやけてしまう気がします。 どっちがいいのでしょうか?

A:設問次第だけれども、SFC小論文の場合は不要なことの方が多い

一番語弊がないお答えのしかたとしては「設問文次第」だと思っています。設問文に書いてあることが全てです。

着眼点をあげるとすれば、

1:出題者が「比較すること」を明示しているか否か
2:資料文の作者が「比較」を主張に含んでいるか否か
3:要約の指定字数が十分に長いか、短いか

1は当然ですよね。(当然ですよね、といいつつ書けない人が多いですが。)

主張に比較を含むか、含まないか

ひとつ例をあげましょう。

医療の現場は体力的に厳しいので女性よりも男性に向いている

こういう主張を考えて見ましょう。これは「主張」に、比較が入っているため、要約に比較を入れるのはマストとなるのです。

一方で、

実は日本人は勤勉ではない。

という主張の場合、しばしば後半で海外との比較が書かれます。しかし、その場合は、主張に「比較」は含まれていないので、海外との比較を書く必要はありません。

あるいは、「日本人はもはや勤勉ではない。海外では…。また、かつての日本人の労働時間は…。」のように論理展開がなされた場合、「もはや」という主張に着目し、「かつての」という時間的な比較の部分を重視するという考え方はあります。(もちろん、論理展開により、最終的な主張が「中国人がいまや世界で1番勤勉なのだ。」であるとわかれば、それを書きましょう。)

重要なのは「何が主張であるか。」です。主張に「比較」が明示されていないのであれば、それを書く必要はありません。

指定字数が短過ぎれば比較は書けない

「比較」の論理構造は「日本は○○で、アメリカは△△だ。」という1文の構造をのぞき、通常は最低限3つ(or 4つ)の文章が必要です。

1:主張
2:比較対象1
3:比較対象2
(4:まとめ)

3つも4つも文章を書く場合、100字程度の要約であれば書ききれません。1文だいたい多くの人は40文字〜50文字は書くことが多いので。また比較のポイントが2つあれば、文章の数は2倍になります。字数指定150文字〜200文字で1比較ぐらいだと言えるでしょう。だから、字数によっても、比較を含むかどうかは異なります。

終わりに:機械的に判断するのはもうやめよう

ツイッターではこんなことを書きました。大学の先生は、「論文」を書いたり、読んだり、添削したりするプロです。無用な比較が含まれていれば、そこはごっそりと削除されたり、その内容を入れる必然性を必ず問われます。単純に「比較が書いてないからやり直し」ということはなく、「必要な比較が書いていないからやり直し」になります。

予備校の小論文の先生がどう言おうとも添削するのは大学の先生です。自分の書いたものを「大学の先生の目線」で見られるようになるのが、点数が安定するコツだと思います。それでは!

Q:SFCを受験する際、偏差値70あれば戦えますか?

そういえば、昔は、いただいた質問は全てブログに投稿するスタンスだったな…と思って質問箱にいただいた質問をブログに掲載してみることにしました。

SFCを受験する際、偏差値70あれば戦えますか? いくつぐらいあったら合格の可能性ありますか?

A:基準はないけれども、偏差値60ぐらいから可能性がある、と思っています。

模試の偏差値は、所詮模試の偏差値です。あくまで目安にしかすぎません。

例えば、河合塾では、
総合政策学部 偏差値70.0
環境情報学部 偏差値70.0
入試難易度を偏差値で示したもので、慶應義塾大学の合格可能性が50%に分かれるラインを表します。
となっています。この偏差値は「小論文を含んでいない数値である」というのは有名な話ですね。

私がブログなどでもっている体感としては、だいたい偏差値60ぐらいから小論文の結果がよければ、いわゆる「逆転合格」に近いレベルで合格者はがでてくる、という感じです。だから、第1志望でどうしても…という人は偏差値60ぐらいからでもワンチャン狙いで受けるのはいいかな、と思っています。

模試の偏差値はあてにならない

これは慶應に限ったことではないですが、模試の成績が1位だったのに、あるいは1桁台だったのに、不合格になる人は存在します。SFCでももちろんこういうことはあります。

だから、模試の偏差値はあくまで目安として考え、それにそこまで引きずられずに志望校選びをするのが大事だな…と思っています。

まだまだ時間はあるので頑張ってくださいね!