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SFC小論文とは!(2020年度入試版)

SFC小論文について、日本の法律から探っていこう!

SFC小論文については、
・どう対策すればいいの?
・何を問われているの?
・いったい何を信じればいいのかわからない
というご意見をよく聞きます。また、保護者の方ともよくこのような話をします。そこで、まずはこのエントリーでは、「SFC小論文とは何か」を日本の法律通知から考えていきます。

SFC小論文とは「SFCで学ぶために必要な適性の有無を確認する試験」です。

先にまとめておきますね。

SFC小論文とは
1:「SFCで学ぶために必要な適性」の有無を確認する試験
2:特に問題発見・解決力に対する適性出題文に即して示すことが最重要
3:よって問題発見・解決を中心に適性を身につけ、出題に即してそれを示す練習が不可欠

1:「SFCで学ぶために必要な適性」の有無を確認する試験

SFC小論文は、「SFCで学ぶために必要な適性」を確認する試験です。なぜならば、

「SFCで学ぶために必要な適性」を確認する試験 と考える理由
文部科学省の通知にて「入学志願者の能力・適性等を多角的に判定するため、学部等の特性に応じ、小論文を課す」と定められているから。
毎年、常に中心理念である「問題発見・解決」について問われているから。
 そして、その視点で考えると各年度の問題が概ね解けるから。
・入学者受入方針に基準として明記されているから。

大学入試科目における「小論文」とは

大学入試科目としての小論文は、高校の学習指導要領で定められた科目ではなく、大学入学者選抜実施要項にて、そのありようが定められています。
3 小論文、面接、実技検査等の活用
入学志願者の能力・適性等を多角的に判定するため、学部等の特性に応じ、小論文を課し、
また、面接や討論等を活用することが望ましい。
入学志願者の能力・適性等を多角的に評価・判定するため,学部等の特性に応じ,小論文を課し,また,面接や討論等を活用することが望ましい。
小論文,面接,討論,実技検査等を活用する場合には,評価者の間で評価・判定の観点や手法の共通化が図られるよう,また特定の受験者の優遇や特定の属性による差別的な取扱いが行われないよう,それらの実施方法や評価・判定の方法・基準についてマニュアル等を整備する。

令和2年度大学入学者選抜実施要項について(通知))より引用
だから、「本当の小論文の書き方」「作文と小論文の違い」「序論・本論・結論」を必死に勉強しても意味がありません。どの大学でも通用する小論文の書き方なんて存在しません。慶應義塾大学総合政策学部/環境情報学部の求める能力・適性等に合っている学生であることを示す書き方を身につける必要があります。

※令和2年度の通知から、青字部分が付け加わりました。より厳格な入試運営が求められるように条文が変化しました。

2:特に問題発見・解決力に対する適性を出題文に即して示すことが最重要

環境情報学部も、総合政策学部も共に中心理念として問題発見・解決があります。これは、2010年総合政策学部資料文1でも明記されていますし、パンフレットなどを見てもわかることです。さらには、問題発見・解決が重要だ、という理由で「情報」という入試科目まで追加したほどの大学/学部です。また
SFCは問題発見解決がスローガン。問題「発見」という部分が大切で、何が問題なのかを特定できたら、たいていの問題の解決は近いのです。ちなみに、そもそも「問題」ってなんだろう?なんて問いに答えられる?
國領二郎教授 Twitter発言より引用(2014年5月18日)
などとTwitterでも触れられています。この「問題発見・解決」は、通常私たちの頭の中にある「問題発見・解決」とは、少し意味合いが違います。この「意味合いの違い」を理解しているか/理解する素地があるか、をSFCでは毎年確認しています。SFC小論文では毎年「問題発見・解決」の「全部または一部」を受験生に模擬的に実施させてその反応を確認しているのです。

 また、これは単に答案用紙に「問題発見・解決が重要である」と書けばよい、という意味ではありません。あくまでも、「出題意図に応じて、SFCの問題発見・解決に対する適性を示す」ことが重要です。設問文で問われていないことを書いても点数になりません。「設問文で問われていること」について答えるべきなのです。

SFC小論文の対策方法

したがって、SFC小論文で合格点をとるためには、主に2つの角度から学習をする必要があります。

SFC小論文の学習ポイント
1:問題発見・解決を中心にSFCに対する「適性」を学び、身につける
2:小論文の設問文に基づき、「適性を有していること」を示す

という2点です。当ブログでは、この2つの大きな柱を、元にSFC小論文の解説を行っています。

1:問題発見・解決を中心にSFCに対する「適性」を学び、身につける

(1)当ブログや過去問を中心に「問題発見・解決」を中心とした適性について学ぶ。
(2)自分が、SFCに入学し、解決したい問題について整理する

2:小論文の設問文に基づき、「適性を有していること」を示す

(1)現代文の評論文を中心に「論理的に読む力」を磨く。
(2)「伝えたいことを論理的に書く」練習をする。
(3)設問文を読み、記載すべき内容を正しく読み取る練習をする。

過去問に何度も取り組み、SFC小論文を解く練習をする。

1.2.の力を駆使して、SFC小論文を解く練習をします。1.2.をきちんと理解できていれば、同じ過去問を何度も解く事で合格点に近づくことができます。

SFC小論文は、単なる小論文に見えますが、SFC小論文は設問の中に「適性を問うためのキラーワード」(いろは塾の講義では「罠」と呼んでいます。)がたくさん入っています。適性がある人は、学力が低くても、この「罠」に合わせた答えを書くことができます。だからこそ、絶対に合格したい受験生は、「適性を知り、そして、適性に合わせて書く」ことが不可欠なのです。

終わりに

SFC小論文は、「適性さえあれば、意外とすぐにマスターできる小論文」です。だから、まずは適性をしっかり知って、その適性に合わせて答える練習をしましょう!
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