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【令和2年度】SFC入試の採点方式について ※3段階採点は終了しています

いまだに「SFCでは学科・小論文による事前の足切りあり」と解説しているページが山ほどあるので今年もアップロードしますね。(いくらSFC対策が片手間だとしても、これはひどい。)

このエントリーをまとめると...
1:3段階採点方式は既に終了。2015年度以降は学科の成績に関わらず、小論文は採点されている。
2:正確には「選択した受験教科の得点と,小論文の採点結果を組み合わせて最終判定を行う」方式。
3:したがって学科と小論文と同時並行で対策すべき。

もうすでに慶應SFCは3段階採点方式をとってはいない。

Yahoo知恵袋や匿名掲示板、さらにはSFC専門塾ですら、SFC「3段階採点方式」についてよく触れています。しかしながら、この3段階採点方式は2014年度を最後に行われていません。慶應公式の入学試験要項を見てみましょう。昨年度は、
採点方法について:選択した受験教科の得点と,小論文の採点結果を組み合わせて最終判定を行います。
慶應義塾大学 2020年度 入学試験要項 p11,p12
と書かれています。2014年度までは、
小論文は選択した受験教科(「数学」あるいは「外国語」あるいは「数学および外国語」)の得点が一定の基準に達した受験生について採点します。小論文が一定の水準に達した受験生に対して、受験教科の得点と、小論文の採点結果を組み合わせて最終判定を行います。

慶應義塾大学2014(平成26)年度入学試験要項、慶應義塾大学2013(平成25)年度入学試験要項
のように明記されていました。だから、いわゆる3段階方式の足切りはすでに終了しています。これを以て、

・SFCの採点では足切りがなくなった。

と言われることがありますが、それは早計だと考えています。あくまで「組み合わせて」と書かれているので「足切り」がなくなったとは言えません。
 この文面(や配点)から分かることは、

・小論文は学科試験の成績に関わらず、必ず採点される。
最終的には、合否は学科と小論文は1対1の重要度で判定される。

ということでしょう。例えば「両方採点後に、学科は上位30%以上、小論文は上位60%以上の人だけを選び、残った人のみ合計点で合否判定」という足切りがあり得る、ということです。(2018年度追記:でも得点開示の内容をみると、たぶんありえないと思う)

採点後の足切り有無は不明

採点方法について:選択した受験教科の得点と,小論文の採点結果を組み合わせて最終判定を行います。
慶應義塾大学 2020年度 入学試験要項 p11,p12
再度の引用になりますが、太字で強調した部分。ここが「合計して」等となっていないので、全部採点後に
 ・学科、小論文の両方で足切りをした後、合計点で判定
 ・小論文のみで足切りをした後、合計点で判定
といった採点方法はありえます。

そこから先は、SFCの先生しかわからないことだと思います。過去のオープンキャンパスに参加された方からは「小論文をしっかり採点するために、足切り方式をやめた」と担当の先生から説明を受けた、という話も聞いた事があります。いずれにせよ、もうすでに3段階採点方式は実施されていないことだけは確実です。

結論

ということで、繰り返しになりますが、

2015年度以降は小論文は必ず全員分採点されています。
但し、小論文採点後に学科・小論文に関して「足切り」があるかどうかは不明と考えています

知恵袋の回答者さんとか割と適当なことを書いていることがあるので、きちんと「公式情報」を確認してください。予備校の先生や私や知恵袋が正しいんじゃありません。「公式」に書いてあることが絶対です。

それでは〜。

おまけ:そういえば…

SFCのn期生(要は一桁台)の方と先日お酒を飲んでいたのですが、過去にSFCの先生が小論文の採点について「一応、足切りする仕組みにはしていたけれども、足切りした中にもいい人がいるかもしれないので、結局全部みてた」と言っていた、という話を聞きました。お酒の席の話ですが、ご参考に。
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