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【2017年度ver】環境情報学部と総合政策学部では、99.19%同じことが学べます。

このエントリーの要点

総合政策学部と環境情報学部の入学後の「違い」
1:カリキュラム上は、99.19%同じ。
 ・相違は、1年次に受講する「環境情報学」あるいは「総合政策学」(1単位)のみ
2:取得可能資格のうち、教職課程に差がある。
 ・総合政策学部:中学の社会、高校の公民を取得可能
 ・環境情報学部:高校の情報を取得可能
 ・一級建築士の受験資格取得のための学歴要件や会計研究室入室要件には学部は関係ない。
3:入学者や評判のバイアスは多少はあるので、ダブル合格時には考慮すべき。

カリキュラムの違い

カリキュラム上はほぼ同じ。正確に言えば99.19%同じです。ネット上にSFCのカリキュラムの情報は溢れています。だから、殊更に詳細に書くつもりはありません。但し、2014年度以降のカリキュラムについて説明しているブログや資料を参考にしてください。詳細は、SFCガイドをご参照いただくのが一番です。

当ブログで結論だけ説明すると、

環境情報学部と総合政策学部の唯一の「違い」
卒業に必要な124単位のち、1年生の時に受講する「環境情報学」あるいは「総合政策学」という授業(1単位)のみが異なる
※但し、環境情報学部生が「総合政策学」、総合政策学部生が「環境情報学」を受講することはできる

どちらの学部で入学したとしても、124単位中123単位は学部間の差異なく受講することが可能です。また環境情報学部生が「総合政策学」、総合政策学部生が「環境情報学」を受講することはできるので「どうしても」という人は、自分の所属学部ではない授業をとることができます。(どちらも結構しっかりとした内容の授業なので同時履修は大変ですけれどもね。)

総合政策学部で入学しても理系っぽい授業がガンガン受けられますし、環境情報学部で入学しても文系っぽい授業で時間割を埋めることもできます。また、総合政策学部で入学しても、バイオ研究の研究会に入れますし、環境情報学部で入学しても、経営学の研究会に入れます。いかなる研究会にも入れます。全て自由です。入学時の学部で制約されることは一切ありません。但し、各研究会の選考や参加要件がありますので、「選びたい」と思う研究会に無試験・無面接で入れるわけではないことは覚えておいてください。その研究会に入るために事前にとっておくべき授業も指定されたりします。また当たり前ですが、卒業するためには語学8単位以上、情報系4単位以上などの制約は別途あります。他大学に比べて比較的ゆるい制約ですが、「SFCに入学したら、嫌いな語学や数学を完全回避した上で、どんな授業でも取り放題!」というわけではないですよ。

入学後に取得できる資格について

教職課程は学部によりとれる教科が異なる

ホーム 総合政策学部・環境情報学部 カリキュラム 資格・進路によると、総合政策学部・環境情報学部には「教職課程」が設置されていて、教員免許を取得することができます。但し、学部によるとれる免許が異なります。
学部中学校教諭高等学校教諭
総合政策学部一種免許状:社会一種免許状:公民
環境情報学部−−−一種免許状:情報
※補足:コメント欄に以下のようなコメントをいただきました。
教職課程に関する説明が間違っています。
教員免許の課程認定を受けているのが、それぞれの学部というだけです。
なので、実際に高校の教員として就職するのに必要な「高校の地歴」の免許は、「高校の地歴」の課程認定を受けている三田の学部の授業を履修して、免許に必要が要件をそろえることになります。
なので、慶應の学生であれば、基本的にどこかの学部で認定を受けている免許は取得可能です。SFCの学生で「数学」の免許を取得する場合は、理工学部の授業を受けることになります。
当ブログコメント欄
また、一応公式ページには、
※他学部に設置されている科目についても取得できる場合があります。
ホーム 総合政策学部・環境情報学部 カリキュラム 資格・進路
というコメントがあり、少なくとも

・少なくとも「他学部に設置されている科目についても取得できる場合がある」

は確かなようです。

特定科目の教職を目指して、SFCに入る人は少ないかもしれませんが、もし他学部設置の教職科目について気になったら、大学側に問い合わせてみましょう。

一級建築士受験資格は学部による差はなし

環境情報学部あるいは総合政策学部で指定された科目の中から各項目における必要単位数を満たし、合計60単位を修得した者は、大学卒業後 2年間の実務経験の後、一級建築士受験資格を得ることができます。これは、総合政策学部・環境情報学部関係なしに得ることができます。

慶應義塾大学「会計研究室」や「法学研究所」の利用も学部による制限はなし

慶應義塾大学には、公認会計士、司法試験、国家公務員I種を目指す人たちが勉強する会計研究室法学研究所があります。これには、学部を問わず入室・入所できます。

多少はあるバイアスについて

とは言え、大きく分けて4つの要因から生じるバイアスがあることは覚えておいてください。

受験者の受験校選択時のバイアスから生じる入学者のバイアス

特に第2志望以下の方は、受験する学部について詳細に調べないことも多いです。だから安易に「理系だから環境情報、文系だから総合政策」を選んで受験して合格する方もいらっしゃいます。だから合格者全体としては、多少理系・文系による区分が見え隠れします。だから、特に入学して間もない時期においては、環境情報学部で入学すれば、どちらかといえば周囲には理系の人が多くなり、総合政策学部で入学すればどちらかといえば文系の人が多くなります。

入試内容のバイアスから生じる入学者のバイアス

緩やかではありますが、環境情報学部の小論文は理系っぽい資料文が出題され、総合政策学部の小論文は政策っぽい資料文が出題される傾向にあります。だから合格者全体として考えると「環境情報学部の合格者は理系っぽい、総合政策学部の合格者は文系(政策)っぽい」という全体的な傾向はあるかもしれません。得意な資料文の方が読みやすいですからね。だから、特に入学して間もない時期においては、環境情報学部で入学すれば、どちらかといえば周囲には理系の人が多くなり、総合政策学部で入学すればどちらかといえば文系の人が多くなります。

社会から知られていないことによるバイアス

SFCはそれなりに有名ですが、両学部間の差があまりないこと、また2014年度入学者からは学習内容がほとんど変わらないことなどを知らない人は多いです。だから、社会人などからはしばしば誤解を受けることはあります。「総合政策学部って文系なの?」とか。説明すればたいてい分かってはもらえますけれどもね。

ビリギャル・バイアス

総合政策学部?ビリギャルがいたとこでしょ?英語と小論文だけで合格できるんでしょ?ええ。まぁ。

両学部の違いはこんな感じです。要は「ほとんど」ありません。

受験時の選択について

基本:両学部を受験
例外:
・他私大と日程が重なるから他私大を優先。
・国立大学の入試直前なので体力温存。
・予算の関係上、2学部を受験することができない。

といった感じです。出願まで悩めますが、お金と日程が許せば両学部を受けた方が断然お得ですよ。
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